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Das Versprechen


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2006年09月09日(土) 庭でぼーっとしていたら・・・・・・どんぶらこ

満月ですねー。^^

庭でぼーっと空を眺めて月の具合を見ていたとき。


ん?


なんだか、犬の鳴き声が近づいてきた。

ずっと途切れず、痛々しい、悲痛な声。



なんだろ?

こんな深夜に??

しかも、だんだん近づいてくる。



ちょっと気になって、庭に面している道路に出てみた。

我が家は、、

庭=>細い道路=>川

って感じになってるんだけど。


明るい月光のおかげで、犬の声のする場所をすぐに発見できた。

川に落ちて、流されてた。

ちなみに道路から水面までの距離は1mはある。
川の両側面はコンクリートでかためられてるから、あの状態ではどこまでも流されて溺れ死ぬだけだろう。
と、思った私。

犬が這い上がれそうなコンクリートの階段があるのは、もっと下流。
どこから流されてきたのか?

犬の大きさはどれくらいか?
自分の力で引き上げられる品種の犬か?
ラブラドールなんかだったら、もう一人くらい助っ人が必要だったと思うが、
幸いにも、中型犬だった。<結構腕力には自信あり。
犬がじっとして暴れなければ、引き上げられるだろうと思った。

とおりかかった、車の女性も、川をのぞきこんでいる私と犬の鳴き声に気づいた様で、車をとめて降りてきて。

若い女性「わんちゃん、落ちちゃったんですか?」
と聞いてきた。
私 「いえ。庭にいたら、犬の声が聞こえてきたんですよ。どこの子か分からないんですけど、助けます。」

水位はどれくらいだろう…。
川の底に危険なものが落ちていて、はだしで川に入ると怪我をするかもしれない。
と思ってそのまま、ゆっくりと安全を確かめながら、水の中に入ってみた。

大丈夫だった〜〜〜〜♪
水位は、私のお尻くらいのところまで。
川に入ってみて分かったけど、川底から道路までの高さは私の身長くらいあった。

どんぶらこと流れていたわんちゃん、結構がっちりしてて、重かったよ・・・
持ち上げて、自分の身長の高さくらいのとこまで持ち上げるのに、結構気合いいりました。
ほとんど「バンザイポーズ」で、持ち上げてたね・・・・


ワンコー、救出〜〜〜!!
一緒にいた女性も心底ほっとした様子で。

でも。溺れ犬ときたら。。。。

水も飲んでいるようだった。
腰も抜けているようだった。
かなり怖かったんだろう。
パニックになっているようで、
よたよたとおぼつかない足取りで、どこを目指すでもなく、道路を歩き回る(というか、這いまわる)様子を見て、落ち着くまで、少々様子を見てないと危険かもしれないと思った。
交通事故の危険もありそうだった。
首輪はついていたし、飼い犬だということもすぐに分かった。
大体、私の家の近所に野良犬なんていないし。

が、幸い意識ははっきりしてるし。
車にぶつかったような怪我のあともなく、ただ川に落ちただけの様だった。
体のあちこちを触ってみたけど、痛がる様子もなかったし。

飼い犬ならば、少し落ち着いたら、家に帰るだろう。
と思って、しばらく庭にある、昔飼っていた「ゴンタ」の鎖でつないで、様子を見ていた。

どれくらい水を飲んだかが心配だったけど。
どこの犬だかわからないので、飼い主のところに連れていくこともできず。。。

溺れ犬が落ち着くまで、様子を見てた。
で。
ちょっと鎖をといて、解放してみたら。
川の上流の方へ歩いて行った。

しばらくはしんどいだろうな。
飼い主は、自分のペットに起きた災難も知らずにいるんだ。
よほど様子がおかしくなければ、病院にも連れていってもらえないだろう。

気になるな…。
無事だろうか。
当分しんどい思いをするかもしれない。。。
あの溺れ犬。


てかさ。
風呂入った直後に、川の水の中に浸かって、溺れ犬助けたんだべ・・・・・

まったく。。。。
ドジな犬…。
なにやってて落ちたんだか………。

もう一回シャワーだ…。
自然の中にあるきれいな川じゃないからな。
てか、はっきり言ってきたねーよ!


首輪に、飼い主さんへのメッセージでもつけとけばよかったな。
「この犬、川で溺れていました。気をつけてみてあげてください」
とでも…。




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