やあ、二ヶ月近くぶりです。 もう誰も見ていないんじゃないかとおもいますが、「小さき勇者達〜ガメラ〜」 を観てきたので語るよ。
前評判で「そうとう泣けるらしい」というのは耳にしていましたが、さらに偶然、私が今一番気になっている人物であるところの鈴木美潮さん(得意芸が東映等身大ヒーローと近代史についての解説と語る読売新聞政治部記者)が新聞のコラムで「後半ずっと泣きっぱなしだった」と書いていたのを読み「いくらなんでも後半ずっとてのはどうなのかしら?」と俄然高まった期待を胸に観賞。
その結果、
ホントだ。
誇張なくホントに後半ずっと泣きっぱなしでした。 「のび太の恐竜」より泣いた。 (奇しくも主人公を演じるは子役界におけるりゅうくんのライバル的存在(勝手に)、富岡涼くん) ストーリは単純すぎるくらい単純で悪い人が1人も出てこなくてハラハラもドキドキもヤキモキも何一つないのが最高。 ガメラは成長しても最後までカワイイままで、そのガメラを含めちびっ子たちが主役の物語でした。タイトルの「ガメラ」より「小さき勇者達」が前にあるのはそういうことなのか。 それと怪獣映画で「大切な存在(肉親でも友達でもペットでも)がいなくなってしまう悲しみ」が前面に描かれているあたり女の人の脚本だなあ、と思いました。私がそう受け取っただけかも知らんが。怪獣が人間を救って傷ついたり死んだりして「私達のために…ありがとう…」だけで終わらないのが新鮮。
まあ、いたいけな者達が力をあわせて強大な敵に立ち向かう…て、直球ストレート過ぎて卑怯っちゃ卑怯なんですけどね。そら泣くって。
あと、後半大泣きの最中、一瞬だけ笑ったのが吾郎ちゃん(弓削智久)のシーンでした。(いやべつに吾郎ちゃんがおもろいことしたわけじゃないよ)
しかし、FINALゴジラの時も思ったがどうやら私は怪獣が好きらしい。 前半ドラマ部分はウトウトしっぱなしだったけど、ジーダス(敵怪獣)が出てきたとたん一気に眠気が吹き飛んだ。子供か。 ていうか、そもそも今年に入って観た映画が「ドラえもん」「ワンピース」「ガメラ」て。子供か。
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