これは掲示板「555」スレのレスです。 書き込んでたらアホほど長くなってしまったのでこっちに移動しました。 めんどくさくてスミマセン。
ええとまず、十字架云々について。 今回のは今までのライダー怪人と違い、 たとえ元の人間体がグロンギ以下の最低人間であったとしても 「オルフェノク=元人間」なのでやはりそれは多かれ少なかれ背負うべきではないかとおもうます。 まあ、心情的には魅亡殺死上等!だけども。
必殺仕事人つっても、単純に言ってただの正義の味方気取りなのか?それとも所詮人殺しであるという十字架を背負って人殺す覚悟はできたのか?というぶぶんが重要なのであり、で、うまおくんはどう悩んでどっちを選択したのよ?(だふんまだ悩みちゅう)という描写がスッポリ抜けていながら夢とかなんとか甘っちょろいこと語りつつ自画自賛の陶酔的演出ビバ。てことじゃろか? というか、
「巧の今回の変身ほど、辛く悲しく、そして強い変身もありません」
て、私も後で東映公式みてハァ!?と思いました。えーそんなにかぁ? だいたいどのへんから辛さとか悲しさを感じ取ったらいいんじゃろか? むろん、たっくんからですよ? せっかく良い感じの演出だったのに、なんかズレてるっていうか 力の入れどころがチクハグていうかバランスとれてないていうか、片手落ち? バトル同時並行も演出の為の演出って感じで。やりたいことはわかるんだけど。 「夢を守る」てのがテーマだったらしいですが、 あれだと、夢の為なら邪魔するものは皆殺しじゃぜー!みたいなかんじを 限り無く美化するとああなる。みたいな。 いや、演出自体はフツーに良かったんですよ。ていうか、むしろ必殺的にはサイコーなんですよ。 へびおくん的にはすごい良いエピソードだっただけにもったいない。
あんだけ力を使うことに否定的だったうまおくんが、 「仲間のあだ討ち」「悪人だから」と言う理由だけで一線を超えてしまったようにみえるのはたしかに残念。 別に殺るなら殺るで良いんだけど、でもそしたら今までの葛藤はどうなるのか? 結局その程度の葛藤だったのか?ということに。 というかそれ(世の為人の為に殺すならオッケー)こそがうまおくんにとっての殺しのライセンスになり得たのだとしたらそれならそれで闇の仕事人として活躍するのもまたよし。でもそれって仮面ライダーじゃろか?
いやまだ結論をだすのは時期尚早ですね。すべてはこれからなのでしょう。 ここまでやっといて「子供番組だからそーいうのなし」とかはナシですよね? うまおくんには今後さらに悩み抜いて頂きたいし、 で、また鶴子ちゃんは鶴子ちゃんで実はわりと復讐肯定派みたいだし、 へびおくんもまだまだ一筋縄では行かなそうな気配であり、三者三様なオルフェノ側はいろいろ楽しみ。
それにくらべあいかわらずたっくん側はアホっぽいです。 今のトコそういう役回りでそれが狙いなのだろうけど(だよねえ?) 未だ十字架の存在すら気づかず「悪者(=オルフェノク)だからやっつける」程度の認識であり、 のんきに夢を語っていてやはり辛さだとか悲しみはとうてい感じられないのですが。 この先いろいろとたっくんたちの葛藤とかが描かれてゆく、のかどうかはわかりませんが、 アホっぽければアホっぽいほどドロドロになった時の落差は見物ではあります。 とりあえず、次回マリっぺパパ登場でそのへんがどうにか発展する、のか?
うーん、結局長いだけでまとまりませんでした。論点ズレてたらごめん。 ていうか、もしかして私ら考え過ぎだったり? もしかして作ってる方はそこまで考えてなかったりしたら? 「夢って時に切なくて辛いけど大事だよね」 ってことだけ言いたいのだったとしたら?
あ、ありえるですよ・・・?
|