2001年07月25日(水) |
ニイタカヤマノボレ! |
ふしだらな鬼畜米兵め!チャラチャラしおって!天誅!天誅!!天誅ううう!!!
と言うワケで「パールハーバー」みました。 ワタシ的にこの映画、デカいスクリーンで観る事のみに大変意義があったのですが、 今日行ったらワーナーマイカルシネマズ茅ヶ崎の一番デカいスクリーンは アッサリ「千と千尋の神隠し」にとって変わられており、チッ。 さらに 良い席取ろうと30分前に並んだのに後ろに列がいっこうに出来ません。 あれえー?
ていうか、早いトコ観とかないとデカいスクリーンどころか、あっというまに 「レイトショーのみ上映」になりかねぬ空気をいち早く察知した上での 今回の英断であったわけでそれに引き換え「千と千尋」の大盛況っぷりったら。たら。 オトナもコドモもオタクも一般人もまんべんなく観に来るからナァ。 宮崎アニメ、こりゃもはや最強ですよ?
んで、「パールハーバー」です。
いや面白かったっすわー。 なんつっても 大日本帝国軍カコイイ!皇軍万歳!ゆきゆきて神軍! とりあえずなんであんな原っぱで軍法会議してんのかはさておき、 (なんかまわりにノボリとか立てて。戦国時代?) 前半みっちり1時間半、あんだけまだるっこしいラブストーリーを延々見せつけられたら 東条君でなくとも奇襲のひとつもかけたくなるてなモノです。 つか、日本軍はやく来てえ! 遅ぇ、遅ぇよ日本軍! 早いとここいつらやっちゃってくださいよ!
そんでもー、真珠湾奇襲シーン描写の執拗さといったらアナタ! 胸がスカッとしたね!大日本帝国万歳! イヨッ待ってました大統領!(それはむしろルーズベルト君です) 奇襲シーンだけで30分以上あったかなー、まじこれだけの為にでも観に行く価値ありデスヨ。 ここんトコをデカいスクリーンで観たかったんだけどナァ。 あん、残念。
このように、手間と金をすべて奇襲シーンに注ぎ込んだ所為かどうかは まったくもって推し量りかねるところではあるのですが、 ラブストーリー部分のやっつけ加減がすごいよ? ムリヤリ感がぬぐってもぬぐってもぬぐいきれません。 むしろ酷ぇハナシだ。
ラブストーリー部分の風呂敷ムリヤリたたんでるのはともかくとして、 あんだけ人がばんばん死んでるにもかかわらず、 生命の重みとか、戦争の悲惨さとか、 観てて気持ちがそっち方向にぜんぜんシフトしてゆかないとこはさすがハリウッド映画だなあ。 とおもた。いやアタシだけかもしらんが。 主人公達、戦う事自体には何の疑問も持ってなくて、いっそスガスガしい。 どっちかてえと逆に友軍の志気はますます高揚ていうか?(どっちも) おのれ鬼畜米兵め!天誅うう!(もういい) この映画が、眠っていた人の闘争本能を呼び覚まさなければければ良いのだが・・・(覚ましません)
3時間越えの超大作でありますが、前半は寝てても大丈夫かと。 ついでに奇襲の後、仕返しにゆくとこもあってもなくても? あー、でもどっちか殺さなきゃハナシ終わんねェしなァ。
どっちにしても、物語り真ん中らへんはそりゃもうワクワクして楽しめましたし、 アタシの両隣りの女性は、ずっとハンカチ握り締めてたので、 そういうのがお好きな方も楽しめる映画ではないでしょうか。
いやわかんねえけど。
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