Mother (介護日記)
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2002年10月10日(木) 入院しないワケ

今日のタクシーの運転手は、前回と同じ人だった。

今日は帰りに寄り道することを考えて、自分の車椅子を持って行くことにした。
頼む時に、事前にそのことを申し出ておいた。
S運転手は穏やかにトランクに積み込んでくれて、言葉は少ないがいい感じだと思った。

・・・ところが。

なぜか、病院に到着した時に、
身障者手帳を提示したにもかかわらず、1割引にしてくれなかった。
車椅子を積み込む手間など考えると申し訳なくて、
身障者手帳の提示も躊躇してしまうのだが、これには少し驚いた。
料金とは別に、運転手さん個人に少しでもお礼をしようと思ったけど、辞めた(-_-;)

次回こんなことがあれば、苦情を申し立てるつもり。

人間の感情なんて不思議。
ホンの少しのことで感動もするけど、ホンの少しで幻滅もする。まさに紙一重だ。


 * * * * *


今日は私も診てもらうことにした。

私の方が先に呼ばれた。

レフティーの風邪が伝染ったのか、自律神経失調症か?
微熱や頭痛が7月から不規則に続いている。
一昨日は鼻水がひどかった。
まるで仮病のように、友達と出かける時にはなぜか調子が良い。
前にいただいた更年期障害の薬と言うのは、あまり効かないみたいだ。
薬を飲み続けるのは嫌いなので、頭痛が起きた時だけの薬を出してもらうことにした。
一昨日の夜には、何か固い物を丸呑みしたかのような胸つかえ?があったので、
胃が弱っているのだろうと、頭痛薬と一緒に飲む胃薬も処方された。


 * * * * *


私の診察が終わってから、母を呼ぶ前に少し主治医に質問をした。

「先日、夜間救急外来を利用しまして・・・」

「あぁ、そうそう」

「セキがひどかったものですから。
 せっかく、ステロイドを減らしているところなのに・・・点滴を受けました」

カルテを見て

「う〜ん、これだけひどいと仕方ないね。入院はしなかった?」

「はい、しませんでした。(え? 入院するようなことだったの?)
 あ、先生。
 『去年ならとっくに入院していたのに』今年は入院しなくて良いという理由はなんでしょう?
 私が同居しているからですか?」

「いや、去年の場合は、感染が起きていましたからね。今年はそれがないので」

「で、今回は『入院して特別な治療をする必要がない』ということでしょうか?」

「そういうことです」


・・・ ホント?




深夜の救急外来で点滴中、カルテの血液検査の結果をデジカメで激写して来た私は、
去年の8月20日、11月20日、今年の7月1日のデータを一覧に書き出してみたけど、
改善されて標準値以内になったのが4項目(ALP、CRE、T−CHO、GLU)
逆にさらに悪くなったものが4項目(GOT、GPT、γーGTP、CRP)

血液検査の結果は、カルテに糊付けしてあり、
検査項目2種(赤・青)のうち、一番上に貼ってあった青い方だけしか全面を見ることができない。
赤い紙の方は検査項目の英文字が半分しか見えないのだ。

そのほかに、今回初めてのデータで標準値に満たないものが2項目(ALB、A/G)

そういえば、カルテに去年5月の血液検査の結果が貼ってなかったな・・・




ひどいセキはここ数日ないけれど、
今回は、減らしていたステロイドを少し増やすことになった。
1日おきに2錠(5×2)だったのを、3錠に。



明日は整形外科が午後1時の予約。
はぁ。
1日で終わってくれると助かるんだけどな・・・



 * * * * *


のんたのお母さん。
あれからのんたにメールしてみたところ、
痛みがひどくて話をするのも苦痛だと言うので、面会はしませんでした。

そうか、お手紙ぐらい、看護婦さんに預けてくれば良かったな・・・


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