Mother (介護日記)
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今日のタクシーの運転手は、前回と同じ人だった。
今日は帰りに寄り道することを考えて、自分の車椅子を持って行くことにした。 頼む時に、事前にそのことを申し出ておいた。 S運転手は穏やかにトランクに積み込んでくれて、言葉は少ないがいい感じだと思った。
・・・ところが。
なぜか、病院に到着した時に、 身障者手帳を提示したにもかかわらず、1割引にしてくれなかった。 車椅子を積み込む手間など考えると申し訳なくて、 身障者手帳の提示も躊躇してしまうのだが、これには少し驚いた。 料金とは別に、運転手さん個人に少しでもお礼をしようと思ったけど、辞めた(-_-;)
次回こんなことがあれば、苦情を申し立てるつもり。
人間の感情なんて不思議。 ホンの少しのことで感動もするけど、ホンの少しで幻滅もする。まさに紙一重だ。
* * * * *
今日は私も診てもらうことにした。
私の方が先に呼ばれた。
レフティーの風邪が伝染ったのか、自律神経失調症か? 微熱や頭痛が7月から不規則に続いている。 一昨日は鼻水がひどかった。 まるで仮病のように、友達と出かける時にはなぜか調子が良い。 前にいただいた更年期障害の薬と言うのは、あまり効かないみたいだ。 薬を飲み続けるのは嫌いなので、頭痛が起きた時だけの薬を出してもらうことにした。 一昨日の夜には、何か固い物を丸呑みしたかのような胸つかえ?があったので、 胃が弱っているのだろうと、頭痛薬と一緒に飲む胃薬も処方された。
* * * * *
私の診察が終わってから、母を呼ぶ前に少し主治医に質問をした。
「先日、夜間救急外来を利用しまして・・・」
「あぁ、そうそう」
「セキがひどかったものですから。 せっかく、ステロイドを減らしているところなのに・・・点滴を受けました」
カルテを見て
「う〜ん、これだけひどいと仕方ないね。入院はしなかった?」
「はい、しませんでした。(え? 入院するようなことだったの?) あ、先生。 『去年ならとっくに入院していたのに』今年は入院しなくて良いという理由はなんでしょう? 私が同居しているからですか?」
「いや、去年の場合は、感染が起きていましたからね。今年はそれがないので」
「で、今回は『入院して特別な治療をする必要がない』ということでしょうか?」
「そういうことです」
・・・ ホント?
深夜の救急外来で点滴中、カルテの血液検査の結果をデジカメで激写して来た私は、 去年の8月20日、11月20日、今年の7月1日のデータを一覧に書き出してみたけど、 改善されて標準値以内になったのが4項目(ALP、CRE、T−CHO、GLU) 逆にさらに悪くなったものが4項目(GOT、GPT、γーGTP、CRP)
血液検査の結果は、カルテに糊付けしてあり、 検査項目2種(赤・青)のうち、一番上に貼ってあった青い方だけしか全面を見ることができない。 赤い紙の方は検査項目の英文字が半分しか見えないのだ。
そのほかに、今回初めてのデータで標準値に満たないものが2項目(ALB、A/G)
そういえば、カルテに去年5月の血液検査の結果が貼ってなかったな・・・
ひどいセキはここ数日ないけれど、 今回は、減らしていたステロイドを少し増やすことになった。 1日おきに2錠(5×2)だったのを、3錠に。
明日は整形外科が午後1時の予約。 はぁ。 1日で終わってくれると助かるんだけどな・・・
* * * * *
のんたのお母さん。 あれからのんたにメールしてみたところ、 痛みがひどくて話をするのも苦痛だと言うので、面会はしませんでした。
そうか、お手紙ぐらい、看護婦さんに預けてくれば良かったな・・・
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