Mother (介護日記)
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深夜1時も近くなり、私もパソコンを閉じて寝ようとしていたら、 何やらガサゴソと聞こえてくる。
さては絹江、まだ起きていたのか?と思って見に行くと、母だった。
母は、こちらから洩れる明かりだけの薄暗い中で、 タオルをビニールの袋に入れて、施設に行く時に持って行くバッグに詰めていた。
眠る前、絹江が 『明日は○○○○○(デイサービス)だからね、早く寝ないと起きれないよ』 と言ったのがイケなかったらしい。 翌日出かけるなどと言うと、興奮して寝付けないようなのだ。
どうもそのような傾向があるので、 私は京都の時も当日の朝まで母には一言も言わずにいたのだが・・・
施設でのデイサービスにタオルは必要ないのだが、 ここ数回、出かける前に自分でタオルを詰め込むようになった。
以前は、デイに何しに行くのかが理解できていなかったので、 手荷物を気にしたことはなかったのだが、私が “毎週水曜と土曜は8:30〜15:30、○○○○○にてお風呂と昼食とゲーム” というメモを掲示するようにしたので、 “デイに行ったらお風呂に入る”という認識ができてきたということだ。
メモは作り直し。 『タオルは施設にあるので要りません』を追記。
「ママが明日のことを知らない(忘れている)と思って。」 (^_^;)
私のことを頼り切っているのかとばかり思っていたが、 どこかで“自分でやらなきゃ”との気持ちが残っているのだ。 その気持ちは大切にしなくてはならない。
これからは、もっと早い時間に明日の予定を確認して、 一緒に持ち物を準備するようにしよう。
何よりも、毎回デイを楽しみにしていることは当たり前のようだが感謝すべきだろう。
* * * * *
それにしても、最近特に眠りが浅いようだ。 こまごまと眠るだけで、まとまって数時間は寝ていない様子である。
点滴に行っての睡眠不足も、まったく影響なく過ごしていた。
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