緊急痔態 - 2007年12月25日(火) 連休明け。 僕は普通に出社していた。 午前10時くらいから、突然ヤツが痛み出す。 時間が経つにつれ、その痛みはどんどん増し、ついに耐え切れないほどに。 午後2時。会社を早退し、病院へ向かうことにした。 病院に電話をかけ、確認をすると夕診は午後4時からだというので、診察券を取りに一旦家に帰る。 午後6時前。 病院到着。 思いの外、患者が少ない。 これなら早く診てもらえそうだ。 午後6時20分。 診察室に通される。 今日の担当医は前回見てもらったドクターとは別の人だった。 こないだの先生よりも少し若いし、稲葉選手とおなじ名前というのが素敵。(後に名前ばかりが印象に残り、苗字を思い出せなかったw) これまでの経過を説明し、幹部を見せる。 ここでこの間までの診察では出てこなかった、新たな名前を聞く。 『血栓性外痔核』 そしてドクターはあっさりと言ってのけた。 「じゃぁ切開しましょう」 嫌な予感的中だ。 緊急のオペが始まってしまうのかと思いきや、なんと診察室のベッドで処置として行うというのだからびっくりだ。 まず、局部麻酔を1発。 これがまた痛い。 瞬時に麻酔が効き、患部の痛みも和らいだと思った束の間すぐさまメスが入ったようでチクリというなんとも言いようのない感触が感覚を失った皮膚から伝わる。 切開したら今度は血栓を取り出しているようだ。 いったいどんな器具で取り出しているのかは見えないので不明だが、これもまた悲鳴を上げたくなるほど痛い。いや、実際上げていたかもしれない。 血栓を取ったら大きく穴のように開いてしまっているらしいので、今度は止血。 肛門は粘膜なので、きっと縫合はできないのかな?よくわからないけど。 いや、そもそも縫うほど大きな穴なのだろうか? でも肛門縫っちゃったら、う●こしずらいだろなといろいろ考えていたら、綿をガシガシと詰め込まれている。 これがまたまたまた痛い。 俺は絶対ゲイにはなれないと思った。 最後にアテントのようにガーゼを広範囲にあてがわれて完成。 ていうか、お尻の頬の部分にビタビタと強力なテープを張られてしまった。 剥がすときに毛が・・・ 処置が終わり、待合室で再び待っていると明日の診察の予約を入れておいたと予約表を手渡される。 てっきり入院するもんと思いきや、また明日の朝来いということだ。 くそう。帰るのに2時間以上かかるのに。。。 迷走神経反射で気持ちが悪くなっていたのと、局麻が切れてきてなまら痛いのと、普通に座っていられない(当たり前か)のでしばらくの間別室で横にならせてもらった。 あまりに痛いので、看護師さんに薬を取ってきてもらい先に痛み止めだけ飲む。 院外薬局じゃなくてよかった。 がしかし、痛み止め効かねー(T_T) 肌をペチペチ叩いても感覚が鈍いということは、相当強い痛み止めだと思う。 けど、尻が燃えるように熱い。痛い。 とてもじゃないけど、まともに歩けないし。 結局どれくらいの時間横になっていたのだろう? いたみもまったく引いてこないので、しょうがないから無理やり帰ることにした。 時計を見たら午後9時前だった。。。 午後11時過ぎ。 ようやく家に到着。 相当疲れた。 このままバタンキューと行きたい所だが、そうはいかない。 この日は朝会社でおにぎりを食べて以来、何も食べていなかったからだ。 飯を作る元気も、気力もないのでオリジン弁当で買ってきた弁当を食い、ちょっとインターバルは短いけどまた痛み止めと抗生剤を飲む。 この薬の勢いで眠ることが出来れば最高だった。 が、やっぱり眠れるわけがない。 痛いから。 26日午前3時。 痛さピーク。 もう限界。 ということで、トイレに行き詰められたガーゼを抜く。 びっくりするぐらい長いガーゼが押し込まれていた。 そして、びっくりするくらいの出血。。。 でも、痛みは幾分か楽になる。 ある程度血は引いてきたので、布団にタオルをたくさんひいて、さらに念のためお尻にティッシュを挟んで寝る。 とても他人様には見せられない光景だ。 時計は午前4時を過ぎていた・・・ つづく http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=31137&pg=20071226 ...
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