ニンニキニキニキニッキ


 ニンニキニキニキニッキ
   
 written by yuki LIST   OLD   NEW   MAIL 

2002年09月11日(水)
中国四日目 西安---

シルクロードの出発点でもあり終着点でもある、ちょっと田舎くさい街。
街の周りを高い城壁で取り囲んでいるのが印象的。

兵馬俑、始皇帝陵、華清宮、建築博物館、城門や鐘楼などを見学しました。
兵馬俑へ行く途中に始皇帝陵の前を通ったのですが、ここは地下100メートル程の所に墓所があり、今の技術では掘ることが出来ないので20年後ぐらいになるんじゃないかということでした。早く発掘されて欲しいものです。外見は小高い山という感じ。頂上まで道が出来ていて、観光客も多かったのですが私たちはバスの中から見るだけでした。
兵馬俑はとても広く、普通にすげーって感じでしたが発見者のおじいさんが英雄として土産物屋の一角で晒し者状態になっているのが印象的でした。本にサインとかしてんの。今はもう70ぐらいだそうですがとても元気そうでした。
おじいさんの写真
華清宮は山のふもとに温泉が湧くのを利用して作られた、楊貴妃のお風呂があった所。皇帝の風呂、后の風呂、皇太子の風呂、その他皇子の風呂、従者の風呂と分かれていてかなり広かった。皇帝、后の風呂はさすがに豪華?で広く、羨ましかった。ガイドさんが、当時は混浴の習慣がなかったので皇帝とお后が一緒に入ることはなかったと教えてくれました。(どうでもいい)

この日のハイライトは建築博物館。展示物自体は特に凄いというわけでもないけど、順々にまわっていくと最後にまた土産物屋が。
ただし、その土産物は一種類しかなく仏壇ぐらいのショウケースに、骨董品も含めた13の民芸品が入っているというもので、一つ100万円(!)着払い。これは、中国の遺跡修復のために使われるそうです。宝石で出来た白菜とかしょうもないものが飾ってあり、私の目には全部で20万ぐらいにしか見えません。
誰が買うんだか、誰もかわねえよって呆れてたらツアー客のじじいが買いやがった。
記念写真を撮ってもらって、わしゃー中国に貢献しとんじゃーってゲヘゲヘ笑ってました。
奥さんが泣くでー。私だったら即離婚だな。

この日あたりで初めて中国のラーメンを食べました。
中国の麺物は小さなおわんに入れてもってきます。つゆは油ギトギトか、辛すぎで日本人の口には合わない。油ギトギトのはお腹を壊すのでつゆをなるべく飲まないように、麺を食べる時もつゆを良く落として食べてくださいとか言われるし。皆残してました。
私は餃子が好きなので、餃子宴が一番楽しかったです。色んな可愛い形の餃子が出てくるの。味は普通なんだけど、見た目が可愛いからよし。
あと、中国二日目あたりで初めて北京ダックを食べた。ちょっと甘くてジューシーで超ウマー。

ツアーなのでご飯は三食つきなのですが、朝食を除く全てのレストランにおいてご飯が全て運ばれると、土産物を手に持ったやけに日本語の上手い人が来て、これはいい物なんですよーいかがですかーって・・・最初は変な店もあるもんだなーって思ってたけど、段々食事ぐらい静かに食べさせろってむかついてきた。
食事の時でも土産物すすめてくる国って中国だけかなぁ。今回旅行して中国が好きになったけど、これだけは嫌だった。個人で行けばそんなことないんだろうけど。
ちなみに勧めてくる物は、石の急須と湯のみ、話梅(梅を干したもの)のみでなぜか固定されていた。あ、一つシルクのパジャマが出てきたけど、中国のシルクのパジャマは3ヶ月でボタンが外れまくる(しかもボタンそのものが壊れるから修繕不可能)ので、これで一枚千円?!って激しくむかついた。

to be continued...  LIST   OLD   NEW


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