mao&angieの日記
DiaryINDEX|past|will
今日は杏路さんが遊びに来てくれた。 のんびり、公園ですずめと戯れながらおにぎり食べて、本好きの二人は、 図書館や、本屋で、あ〜でもないこ〜でもないと話しながら、過ごした。 天気は秋晴れ。気持ち良かったね!
こんな、のんびり過ごせて良かった… そして、一人になると、ぼんやりいろんなこと考えていた。 私は、小学二年生から、二十代前半まで、母の影響で、聖書を学んでいた。いわゆる洗礼も受けていたけど、あの人を好きになって、神への信仰より、人間への愛を選んだ…母はとってもショックだった見たいだったけれど、結局は、何も言わず、見守っていたようだ。 その恋も終わって、どん底に居ると思ったとき、再び聖書が読みたくなって 母から送ってもらった。不思議と、子供のころに学んだ断片が思い出される…時折神は人に試練を与える。けれど、人が耐えられないほどの試練を与えはしないんだと…本当だったなって、ようやくわかった。耐えられない事なんてそうはないって。最後の最後に残るのは愛だって…妬みも嫉みも、苦しみさえも、凌駕する… 私の恋愛は、始めから神の道にそむくものだったから、母は終わったと言った時悔い改めなさい、そう言ったけれど、後悔はしていないから、悔い改めたくなんかないんだよ。 ごめんね。お母さん…それから、ありがとう。
私に聖書を学ぶ機会を与えてくれて…支えられるところもあったよ。 子供だったからわからなかったこと、今になってわかるよ。 私もあの人も、本気だったから真剣だったから、傷ついたように見えても、 決して本当に私の心を、魂を傷つけることなんかなかった… だからこそ、私は前を向いて、顔を上げて、歩き出せる。
人は人でしか磨かれない。私の傷ついたと思っていた魂を、 ほら、こんなに綺麗な所があるじゃない?輝いている所があるじゃない?と、見つけ、磨いてくれた杏路さんとの出会いすら、用意してくれた、物のように感じる。 試練は人を強くするから、きっと、私ももっと強くなれるだろう。 人生は、自分を磨く為…そんな気がする…
(真央)
|