TALK TO MYSELF IN MIDNIGHT 

BACKINDEXNEXT

名も無き貧乏詩人よ

街のイルミネーションに
遠き彼の地を思う

子供たちは まだ
泥のような水を
飲んでいるのだろうか

大人たちは まだ
食べるものもなく
暮らしているのだろうか

私には
金も
力もない

無力さに
消えてしまいたくなる

祈ることしかできない

その祈りが
天へ届くことを願い

ただ
祈ることしか



author:蒼井冬星 HOME  
Copyright (C)2001-2020 Tousei Aoi All rights reserved.
TALK TO MYSELF IN MIDNIGHT内の詩の著作権はすべて蒼井冬星にあります。
転載、引用の際はお知らせ下さい。