世を忍ぶ仮の日記
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| 2002年09月15日(日) |
深々と。ぷかぷかと。 |
「寒いね。なんだか足冷えたりするんだ」 妹に靴下を履け! と怒られて靴下を投げられ、寒いんなら上着を着なきゃ駄目だとGAPの上着を借り(投げられたものを着た)首にタオルを巻いてレッグウォーマーをした。 「冬場のホームレスみたい」 妹は手を叩いて爆笑していたが、その格好はとても暖かかった。 今まで、寒いと呟いても自ら暖かくしようとする手段を持っていなかった事実に今更気が付いて、愕然とした。私の生命維持装置は最後の最後にしか働かないんだった、昔から。 体が弱かった妹は逆に対策を色々知っている。
朝方までずっと考えてた。 主に昔の事。 何回も過呼吸発作起こしたけど、敢えて薬を飲まなかった。 徹底して自分を痛めつけてやりたかった。自分がどんな汚い人間で悲劇ぶったって無駄で誰も助けてくれなくて、そんなの甘えで。 暗い世界に行きたかったのかもしれない。 とうの昔に、辿り着いている筈の、暗い闇の中。更にその奥深くまで。 行けない。 怖いとは思わないから。怖くないから行けないのか。行きたくない、心がまだ何処かにあったのか。
昼過ぎに起きたら窓が開いていて、悪戯メールが入っていた。 怯えた。 動けなかった動かなかった。 でも段々どうでも良くなって、窓を開けたまま、再び自分の世界に入った。
人間とはよくできた生き物で、あれだけ辛いことを瞬発的に無理矢理思い出しても、また直ぐに忘れるように出来ている様子で、私はまた、何故あんなにも辛かったのか忘れてしまった。 もし文字に残したら、どうなるんだろう。気持ち悪くて書けなかった。 誰か読んでしまったら、吐くんじゃないだろうか。私の過去。 こんなもん背負って、まだ生きていたいのかなあ。 「忘却とは生命維持装置」とはユング派の思想だった気がする。 あの時、なんで生命維持装置が働いたんだろう。 生きたいと、思ったんだろうか。
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