| 2005年12月24日(土):アットホームに |
今日は。 台場に行こうかとも思ったけれど、ごはんを作ろうとしていることを彼に伝えたら、出かけるのはやめようという話になった。 花火もいいけど、帰ったら遅くなるしということで地元の商店街で晩餐の買い出し。 途中の電器屋で、彼がハロゲンヒーターを買う。 コーヒーの部屋、寒いもんね……。 材料とケーキを買って部屋に戻る。 彼がハロゲンヒーターを点けると、部屋が暖かくなった。 可愛らしくシャンメリーで乾杯。 タンドリーチキンと甘口グリーンカレーというすごい組み合わせでも、彼は喜んで食べてくれた。 そして。 夜半過ぎ、彼からクリスマスプレゼントが贈られた。 金属アレルギーのコーヒーのために、彼は革のチョーカーを用意してくれていた。 彼の胸元にも、同じデザインのチョーカー……おそろいのアクセサリー。 なんだかとてもあたたかくてやさしい空気が、コーヒーをすっぽりと包んだ。
窓際には、手作りのリース。 テーブルには、小さなケーキ。 豪華なディナーも百万ドルの夜景も敵わない、とてもささやかな幸せ。 今までで一番素敵な聖夜になった。 なんでも忘れてしまうコーヒーの頭だけれど、この素敵な夜を、ずっと忘れないでほしい。 |
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