| 2005年12月19日(月):アダルトチルドレン |
機能不全の家庭に育つ。 コーヒーが受けたのは放置。 コーヒーの居場所はここにはないと感じ、外の世界へ逃げるようになったのは中学の頃。 病院の検査で、精神年齢は14歳と診断された。 コーヒーのこころは、あの頃で時間が止まっているらしい。
家族で仲良く、ひとつになって。 こころ温まるような一家団欒の図。 「それって普通の家庭でしょ?」 夢に思い描いていたことは、ごく自然にありふれたものだったと知る。
わがままは言わない、言ってもそれが叶うことはないから。 お姉ちゃんは我慢しなくてはいけないから。 これ以上コーヒーママに迷惑をかけてはいけないから。 我慢を重ねたコーヒー。 辛いとき、苦しいとき、誰が助けてくれただろう? 全部、飲み込むしかないじゃないか。 忘れてなかったことにしてしまうしか。 辛い記憶にはふたをするんだ。
そして。 コーヒーの器は。 コーヒーの中身の倍以上の年を重ねた。 結果、いまここに在るのは。 アダルトチルドレンの典型例、コーヒーだ。 |
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