日記。
今日のこと。 昨日のこと

2004年08月19日(木) 十二国記 続き。

図南の翼/小野 不由美
ある少女が、王となるために蓬莱に行くという物語。
都合のいいところも多いんだけど
まあ、王になるから、というだけで納得させてる書き方。


風の万里 黎明の空/小野 不由美
やっと最初の主人公の話。
反乱を起こした軍に対して、凛とした言葉を投げかける部分が
ぞくっとする。

あ、楽俊も出てきてます。


黄昏の岸 暁の天/小野 不由美
王を選ぶ麒麟が、部下の謀反に遭って日本へ逃げた後の物語。
逃げた際に記憶をなくしていて、
普通の人間として生きるわけなんだけど
なんというか、作者の文明に対しての批判がきつくて
あんまり楽しめず。

ついでに、この作品の裏に対応する作品も
読んだことがあるんだけど、
そっちもずいぶん気分が晴れない物語だったなあ。


華胥の幽夢/小野 不由美
短編集。
なんかねえ、一つ前のかなり悲惨な主人公の
幸せだったとき、って物語はつらいね。

まあ、楽俊が出てきたので。


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