日々のカルテ
There is no accounting for tastes.

2002年01月02日(水) 過去日記〜大晦日編〜

(大晦日の過去日記。年が明けてから描いてる馬鹿者です・汗)



本日大掃除を回避し、車でも2時間半かかる場所に住んでいる祖父母を迎えに行きました。

父さん、来年は障子貼り手伝いますから・・・意地でも帰ってきて教えて貰いますから、逃げた娘を許して☆
お母様からも「あんたイヤな子ねぇ〜」と嫌味を言われました・・・だって、道中寝たかったし・・・

それ以前に私、休みに入ってから一歩も外に出てないんですよ!?


ああ、花の不健康。


出歩いたら出歩いたで、公害ですがね(開き直り)




そんなこんなで、長兄の運転により一路祖父母宅へ。

山道にはいると運転が少し変わって(有り体に言えば、荒く)なってきたので一言、

「ねぇ・・・これでばあちゃん達を運ぶ気・・・??」

「イヤ、山道だからちょっと走り屋さん仕様なだけ」
との返事。



・・・うちの家族、他人を乗せると恐ろしく運転が丁寧になります・・・当たり前のことですが
(妹乗せてるときもそれで行ってくれれば・・・)


その後、免許の話になったのですが、







初日で車一台潰しちゃいましたv






なんて女性が居たそうです・・・・・(遠い目)






「十分元取っちゃったねぇ」






「そんなことないですよぉ〜」











「そんなことないですよぉ〜v」
と、言い切れる貴方はすごいです(汗)





余裕で元取ってるよ・・・ああ、勿体ない・・・(遠い目)






そんなこんなで祖父母宅に到着。

田舎では暮れの挨拶回りがあります。

我が家では花や蒲鉾、酒を持って叔父叔母・大叔父大叔母の宅へ行くことになっていますが、私はまだお年玉が貰えるご身分、すなわちここが稼ぎ所というわけです(ど〜ん)


このように親戚まわりなどをしない場合、私のお年玉というのは1万下ってしまうことがあるんです(シビア)


今年はなんとか、年相応には頂きました(深々)

ありがたく受験代に使わせていただきます。


そうそう、暮れの挨拶回りに行ったところの中には

93歳にして免許を更新なさった
(しかも、新車まで買われた)大叔父様がいらっしゃいました



・・・危ないですから、そろそろ免許返納してください(遠い目)






そうして挨拶回りも終わり、今度は祖父母を連れて家へ帰ります。

しかし、うちの祖父は4年前から大分ぼけてしまって・・・行くのをごねだしたんです(合掌)


ぼけていて何故行くのをごねるのかと言いますと、あんまりモノを憶えていなくって何処に行くのか分からないんですよ。
祖母が何日も前から準備をさせて言い聞かせていたのも空しく、

「何処へ行くのか?」「お前だけ行くのか??」「それは何処よ?」
「俺も行くのか?」「誰がいるのよ?」「お前だけ行って俺はどうするのよ」
↑全て鹿児島弁。ぼけてなお鹿児島弁は健在です。

とにかく、こたつから動かない!

私では説得は無理(涙)

祖母が10分ほど繰り返して諭してやっとこさ連れ出しました・・・(遠い目)



「ばぁちゃんもうグロッキーです」


と、数ヶ月前に電話で話した祖母の気持ちがよく分かります・・・もう、鼬ごっこモグラたたき(笑)





そして帰ってからも、祖父は同じことを繰り返しで聴きます。

漫画だとかそう言うモノで起きる現象が、そのまんま起きるんですよ。
痴呆とは、そういうものです。

ここはどこねとか、御飯はいつ食べたかとか、なっちゃん(私)も大きくなったねぇとか、あんたは誰だね(マジ)とか、









じいちゃん、私あと何回大きくなれば良いんですか?(涙)





なったらいいなぁ・・・大きく・・・(ボソ)



しかし、物の名前だとかそういうを憶えていないだけで考えなどはやはり昔のじいちゃんです。

理屈はこねます。
しかも素晴らしい理屈です。

祖母も学校の先生をしていたり今も読書をしたりとなかなか聡明な人です。
祖父も昔は割と発明家さんのような、変わった人だったそうです(母談)
↑太陽発電だとか、山羊を飼ってみたりだとか機知に富んだ人だったようですね。

幼い頃には言葉がたどたど分からないながらも話をしたりしていたのでそこら辺は分かります。
だからこねる理屈も何となくすごいのね・・・爺ちゃん(涙)








そうそう、これは帰りに話していたことなんですが・・・
最近の子供は本を読まないから物も知らないし、言葉の意味が全く分かっていない。

長兄が家庭教師をしている中学生の子などは「円の面積ってなんですか?」と、尋ねてきたそうで・・・(汗)

私もあまり褒められた読書量ではありませんがちまちま本は読んでいます。
本離れとは悲しいですね。
短絡的な思考だとか、物を考えないだとか、その内日本語が滅んじゃうね、とか、まぁ、そんなことを色々話していました。

私はアホ面で寝ていましたが(遠い目)


その中に面白い話があったので紹介しておきます。

紹介と言いましても一行で終わりますが。






















「先生、赤ちゃんってアホウドリが連れてくるんでしょう??」

























いや、全面的に間違っています(汗)
(そもそもコウノトリも運ばない)







 そこ。  ここ。  どこ。


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