ヤグネットの毎日
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2003年06月15日(日) コミュニケーションの専門家

 じめじめとした毎日が続く。昨日から、三日間の「プチ断食」をはじめた。いっせい地方選挙がおわってから、家にいることが多くなり、体重がさらにアップしてしまった。(汗;)とにかく、体がしんどい。これでは仕事にならない、と思いダイエットに挑むことにした。(いったい何度目のチャレンジだろう)
 三日間は、「ほうれん草、にんじん、きゃべつ、バナナ、豆乳、レモン果汁」をミックスした特製ジュースを食事の代わりにのみ続ける。夕べは、保育園の保護者会の三役会議があり、みんながもちよった「さくらんぼ、餃子、メロン」などがテーブルにところ狭しと並べられたが、ぐっと我慢。

 
嫁さんからは、「出していただいた方に失礼でしょ(食べないのは)それなら、次の日から断食をはじめるとか、なぜ計画的にできないの?」と無計画性をまた厳しく突っ込まれてしまった。

 「しんぶん赤旗」の6月14日付の「学問/文化」欄に、広告プロデューサーの糸川精一さんのインタビュー記事が載っていた。とても興味深い内容で、ひさびさに「目からウロコ」の話しだった。
 糸川精一さんは、関西広告業界ではその名を知られた人で、「商業と文化の発信地キタを舞台に、地下街に川が流れる阪急三番街や若者文化の拠点・HEPファイブをてがけ」ている。このたび、社長職を辞したのを機に、自身の半生を『キタの街おこし自分史』(日本機関紙出版センター)にまとめられている。

 広告業界は、生活者や企業、行政に積極的に提案する“マーケティング・エージェンシー”へと変ぼうし、いまや6兆円産業。しかし、糸川さんは、「単純に資本の論理でまわっているわけではない」として、次のように述べる。とても、印象的だったので全文を紹介したい。

 なぜこのような広告をつくったのか?街づくりをしたのか?商品に込めた理由を理解してほしい。われわれの役割は、いまや生活者のニーズを的確につかんで未来の展望を提示する機能をもっている。プランナーの仕事は、生活者の求めるものをマーケティング・リサーチ(市場調査)し、一商品を売ることがやがては街づくりへと発展していく場合もある。いわばコミュニケーションの専門家なんです」 
 
 宣伝や広告は「コピー」、「ことば」が命である。「富士山」は、誰がみても「富士山」にかわりないけれど、しかし、久々に外国から日本にもどってきた人は、「なつかしい日本の象徴」として自分の心にうつしだすかもしれないし、スキーが好きな人は、山頂をいつも染めている雪景色をみて今年のスキーの計画をひそかに心でねりあげ、ほくそえむだろう。それぐらい、同じ一つのものをみても感じ方や興味のむけどころは多様だ。だからこそ、それぞれが、何をどう感じたのかを語りあい、伝えあうことからコミュニケーションははじまる。そして、その伝えあいのなかから、より多くの人たちが求めるもの、価値あると思えるものをみいだし広げること。その媒体の役割が「広告」であり、「言葉」なのだろう。そんなことを考えさせられたインタビュー記事だった。

 
 糸川さんは、インタビューの最後に、「これから政治の季節がくる」と予測し、保険も年金も若い人たちにとって悪いことばかりやられているので、怒りに心頭になることをきっかけに爆発する、と指摘する。
 その場合も、様々な「体験」を積み重ねることが大事だという。ひとりひとりの体験、感じたこと、見たことを伝えあい、共有するーーここにもコミュニケーションの役割が発揮されるんだ、と自分なりにとても納得した。

 僕たち政治家にとって必要なのは、「ほら、あなたが思ったり感じたりしていることと、日本共産党がめざしていることは、同じことなんですよ。だから、あなたの気持ちに一致するところで力をあわせましょう」と気軽に広げていくことだろう。

 


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