■ DIARY


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2006年10月18日(水) とりあえず生還しました…。

死ぬかと思った…。
16日の19時半頃。
相変わらず残業して仕事を終えて。
さて帰るか…と。椅子から立ち上がったところ…。
グラッと倒れそうな眩暈に襲われる。
あれ?何?何だこれ?貧血…?
あーグラグラする…気持ち悪い…でも家に帰らなくちゃ…。
と。
グラグラするー気持ち悪いー…でも漫画買って帰らなきゃー…。とか。
物欲はきっちり忘れずに漫画を抱えて地下二階のロッカールームへ向かう。
が、もうとにかくフラフラで壁伝いじゃないと歩けない。
明らかにおかしい…!
すれ違う人すれ違う人に「大丈夫…?!顔真っ青だけど…!」と言われ。
「あー…眩暈がするだけなんで…何とか…」とか言いながら何とか自力で歩く。
やっとロッカーに着いたものの。どうにもこうにも気持ちが悪い。
どうしよう…!
流石にバス乗って自宅まで辿り着く気がしない…。
とりあえず母親に連絡を入れたところ。
あんたバカじゃないの…!なんでそんなになるまで仕事してんの…!と。
怒られる。
いや…だって…何か急におかしくなったから…。
とりあえず今更仕事場に泣きつくのも面倒だから…。
タクシーで迎えに来てもらい。
そのまま救急で病院にかかる。
だんだん眩暈と吐き気が酷い。
病院着いてすぐ、CTと胸部レントゲンとか撮られる。
が、とにかく動けないので車椅子移動。
さらに寝そべってとか言われるともうどうにもこうにもならなくて嘔吐を繰り返す。
ホントに私死ぬかも…。と思った。
ストレッチャーで運びますか?とか言われるも。
寝た状態で動くと気持ち悪さが倍増するので車椅子にしてもらう。
救急の先生が頭のCT見て「黒い影がある!これは脳腫瘍かもね!」とか言う。
朦朧としながら「うえーーー…」とか言っていた。
「何かさっきから喋り方変だけど。喋りづらい?もしかして」
「いや…とにかく気持ちが悪い…んで…す…うぇ」みたいな状態で診察。
もーどうにかして欲しいこの吐き気と眩暈…。
とりあえずその晩入院する羽目に…。
初入院ですよ…。
初点滴は非常に痛かった…。
「痛いーー!!」と文句だけははっきり言っていた。

翌日、脳外科の先生の回診。
一点を見つめたまま、どの範囲が見えるかっていう視野の簡易テストみたいのをされる。
もしかしたら視野が欠損してるかも!とか言われ。
眼科と耳鼻科の検査をさせられる。
車椅子で連れて行ってもらい。
なんやかんやと検査して。
別に目と耳はそれほど問題ないらしい。
やっぱり頭…?
親が来て、脳外科の先生からお話があるとかで。
何だ…私やっぱり死ぬのか…?とか思いながら話を聞く。
どうにも、CTだけじゃはっきりしないから。
後日MRIとMRAというのをやりますって。
それで良く調べましょう。と。
結局今回の嘔吐と眩暈については、脳の影が原因ではない模様。
「眩暈とか吐き気っていうのは、原因がわからない事が多いんですよ」と言われた…。
そういうもんなのか…。
とりあえずその脳外科の先生が17日から3日間京都で学会があるとかで。
MRIが出来ないから…そのまま入院してますか…?
と聞かれ。
帰りたいです…。とお願い。
じゃー明日、眼科の検査と、聴力検査だけして、そしたら退院ね。
という事で。俄然元気が出る。
どうにもこうにも病院ていうのは居るだけで具合が悪くなりそうで嫌いです…。

18日午前。
眼科で眼底検査を受ける。
瞳孔開く目薬されて。30分放置。
その間聴力検査。
ピーとかポーとかいうあれ。
聴力終わっていったん病室戻って。
30分たった頃もう一度眼科へ。
眼底写真を撮るとかで。
ものすごいフラッシュ。
ちょっと眩しいですよ〜って。ちょっとどころじゃない。
とりあえず、右下方面が見え辛いのは確かですが。それ程問題はないですよー。と。
欠損しているわけではない模様。
という事で。
とりあえず晴れて退院。

脳の影についてはまだこれから検査があるのですが。
まぁとりあえず吐き気も眩暈もなく。
今のところは元気です。
退院する時に、救急で見てくれた看護婦さんとばったり。
「あら〜退院できたのね!良かったねー」
「あー…ありがとうございますー」
「もうあんまりパソコンとかやっちゃだめだよ!またなっちゃうよ!」
「あはー…」
みたいな事をやって帰ってきました。
とりあえずやっちゃ駄目っていわれたけど、生存報告だけ。


BISCO