2004年06月11日(金) |
ズボンズ@吉祥寺スターパインズカフェ |
今、ネットカフェに来ています。パソコンのない生活が我慢できなくなった。で、今日は14日なんですけど、とりあえず11日の日記を更新します。
朝から今日は運悪い・・・・。早朝からやることがあってイライラし、テレビの占いさえも最悪。身体も一週間分の疲れがたまってて調子がいまひとつ。 バイト、オープンから2時まで。やっぱり身体がだるくて仕方がない。んー辛いよ。そのうちに外は雨が降ってきた。傘は車に置いたまま。 2時に仕事を引き上げて雨にぬれながら駐車場へ。新幹線に乗り込んで上京。長野では蒸し暑かったのに東京駅に降り立ったら物凄く肌寒い。半そでで来てしまったので何か上に引っ掛けるものをと思いデパートでカーデガンを買ってしまう。おまけに飾ってあったカバンに一目ぼれしてそれも買ってしまう。また無駄使いをしてしまった。いったんホテルにチェックインしてノロノロしてたらギリギリになってしまった。吉祥寺ってはじめてきたけど結構大きな街で驚いた。
今日はズボンズツアーの最終日。まずは対バンのナツメン。前に251で見た時の破壊的ライブを思い出してちょっと下がり気味に見る。最初に感じたのはあれ?音があんまりよくないな・・・・って事だった。前のほう左のスピーカーのまん前にいたのが原因かとも思うけど・・・・でも251で見たときも殆ど同じ位置で見たんだけどな・・・・。前回見たときよりも少人数、アコギの人もいなかったし、管楽器の女の人もいなかった。でもベースが2人だってことに初めて気づく。 最初は音の違和感やそんな事が気になってたんだけどだんだんライブが進むうちに心地よくなってきた。なんだかやっている本人たちが楽しんでる様子、表情がすごくいい。あと、いろいろ見所もあり、キーボードの人の手の動きとか、2つのベースの音の出し合いとか。最後はやっぱりギターの彼、暴れてましたが・・・(笑)
そしていよいよズボンズ。この所凄く濃くて最高なライブを見てきたのでおのずと期待して気持ちが高ぶってしまう。ライブが始まって音にあわせて身体を揺らしてたんだけど・・・・ドンの表情が何だか変だなーと思ったら・・・・やっぱりそうで・・・・どうも照明がどうしても気に入らなかったらしい。落として、落としてとジェスチャーするもなかなか思い通りにならない。どんどん表情は険しくなっていく。照明・・・・ほとんど真っ暗な状態まで落とされたけど・・・これでいいのか?これじゃ後ろの人は殆どステージが見えないんじゃないのか?
で、とうとう演奏、いったん中止することに。 「もうちょっと照明考えてよ、これはないよな」そして自分のギターのセッテングにも納得の行かない様子。そりゃここでいったん中止して正解だと思う。納得いかにままライブ続けるよりは・・・・。だけどこういう問題って
リハでとことん調整できることなんじゃないのだろうか?ギターの音もしかり
本番で納得いかないからって不機嫌になられても・・・・見る側のこちらはとまどうばかりである。こういうゴタゴタがあって完全に今日のライブには自分の気持ちは入り込めなくなってしまった。
演奏再開した後もやっぱりドンは納得行かないみたいでメンバーの出す音に過剰に反応して指示したり、発作的にギタースタンドを後ろに投げつけたり・・・・きっと思い通りの音が出せないことへの苛立ちなんだろうけど・・・・こういう事もいままで経験してるとは言え、 やっぱり見てるファンは辛いです。 メンバーももはやドンの表情ばかり気にして演奏してるように感じて辛い。ドンの自分の思うような音を追求する気持ちもわかるけどライブ本番はもう少し個々のメンバーの演奏に任せたらどうなんだろう?そして それより自分のギターとボーカルに集中して欲しい ほかの音を気にしながら演奏するドンじゃなくて自分の演奏に入り込んでるドンが見たいのだ。 そしてこういう形式になって思うことだけどライブの演奏がステージの上だけで展開されてるって事。今回特にそう思った。見てる客側は蚊帳の外な感じがした。 この形態の演奏の最高の状態を客に見てもらう・・・・聴いてもらう・・・・そうなんだろうけど・・・・やっぱり昔みたいにこちら側もいっしょに盛り上がりたいよ。
本当に今日のライブは自分にとって納得いかなかったのでアンコールの拍手もできなかったです。生ものゆえの何が起こるかわからない緊張感があるライブ、それこそがズボンズのライブのいいところであるけど今日のライブはやっぱり悲しかった。
外に出たら土砂降りの雨だった。今日はいろんな事をおもってしまった。よっちゃんの脱退や・・・スカムさんの脱退。音人の田中君のインタビュー。いつまでもひとところにとどまっていることってできないんだな・・・・。それはバンドだけのことじゃない・・・・・。
私の中でかけがいのないバンドのひとつであるズボンズ。ずっとかけがいのないバンドでいて欲しい。
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