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2005年08月27日(土) 容疑者感想である

容疑者室井慎次を見ました。

一番でっかく残った印象は、「重い!!」ってことかな?
踊るTVシリーズで言えば、鎌田氏演出の時の倍位シリアスな雰囲気。
まぁもちろん笑えるところはたくさんあるけどもね。
これは本広氏でなく、君塚監督で大正解だったんだろうな〜。
室井さんがいじめにいじめ倒されてて、ツライ。
悔しくて悲しくて、でも感動もあって涙が止まらんの。
室井さんが好きな人ほど泣いてしまうと思う。
とにかく作品全体から室井への愛をメチャクチャ感じた。
室井さん、愛されてるなぁ・・・。
あんなカッコイイんだもん。当然だわなぁ(笑)
いじめられて愛されて、大変だよ彼も。

あぁ、今TVシリーズ見たい。ものすっごく!
最初から最後まで室井さんの変化を楽しみたいよ!(痛)
ビデオが行方不明なんてそりゃないよー!

ネタバレ含む感想を以下に記します。
以下は映画を見た人は反転してご覧下さい。


えーと、まず突っ込みたい。

「 新 宿 北 署 仕 事 せ ぇ よ ! 」

なんでいつもあんな集団行動なんだ〜(笑)
いいんだけどものすごい気になるのね・・・
コレは余計なことなんだけど。
翔さんがやると、とたんに踊るがVシネに感じるw

北署ばっかだけど、あの教会を改装っていうのはちょっと。
「新宿は廃教会が多いから」という設定だそうだが、ちょっと。
あくまで私の目にはだけども。
あの法廷っぽいシーンをやりたいが為にやったとしか思えない。
あのシーンもわざとらしい気がする。仕事しろ(笑)
ま、わざとらしさが踊るっぽさなんだけどね。

疑問に思うシーンは多し。これは回を重ねれば判るのかな?
シナリオブック読んだらハッキリするのだろうけど。
警視庁と警察庁が途中でこんがらがるしww
あとあの金持ちそうなおじいさんって、結局何者だ?

スリアミのシーンはほっとしたよ。
袴田課長写メってひどい(笑)湾岸所の様子がモノスゴ嬉しくて泣いた。

田中はん、演技力がちょっと・・・可愛いけど・・・
いや元々私田中はん好かんのでね?仕方ないか。
あと小原さんのストーカー設定。
女キャラには必ずつけたいのかってんだ。そういう設定を。
まぁ警察を嫌いになる理由が必要だったんだけど、
それにすみれに続いてストーカー持ってくるのは、安易な気がするんだ。
それともこれも、リンクって言うのかな…。
こういう問題を、そんな安易に書かないで欲しいのだけれど。
あ、しかし襲われた女性に対して警察はああいう事言うんだよな実際。
現実とそっくり同じでビックリしたわ。

一番言いたかったことは、最後のコレだったりしたw


色々アレなコトを書きましたが、いっときますがどえりゃー大好きです。
室井さんってやっぱり素敵だ。
私は自分の信念を通すような人が本当に大好きだから。
室井はまさにその理想形だと思う。
何度でも見る!っていう作品じゃないけど。好きだなぁ。

室井さんの語る、過去の話のシーンは辛いけど好きだ。
彼は今まで、誰にも話したことなかったんだろうなぁ。
あんなツライ経験を1人で抱え込んで、ずっと生きてきたんだ。
だから饒舌だったんだろうね。
それをとつとつとああいう喫茶店で語るって。なんちゅーかっこよさだ。

あの階段は、室井さんと小原さんとが歩み寄る場所なのかな。
ああいう画に弱くてグっと来た。好きだ。

あと最後の新城と室井さんのシーンがたまらん。
「私の権限で」と勝手に処分を決めてしまったり、
小声で「激務ですがお受けいただきますか?」と囁く新城が。
ああもうなんといっていいかねーもー最高です。
ああやって室井化して行く新城を見るたびに泣けます。嬉しい。
室井さんが青島化して、北署も青島化して、
新城や沖田さんが室井化して、そうやって警察全体が変わればいいね。
「あの世界」でのだけど。あの世界だけでも。

交渉人を経て、容疑者を経た上での踊る大捜査線が見たいな。
もちろんいつも通りの。
湾岸署管轄で事件が起きて、室井さんが仕切るの。めっちゃ見たいなぁ。


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