2013年05月06日(月) |
ドリライ神戸大千秋楽を見てきました。 |
今回のドリライに和樹君がスペシャルゲストとして出ると聞いて、最初は日程的にも経済的にも無理があるので諦めようとしたんですが、どうしても諦めがつかず、強行日程に拍車をかける事態を力業で押して神戸まで遠征してきました。 スパコミ2日間堪能した翌日に仕事ってだけでも無理があるのに、仕事上がりに新幹線で神戸に行ってドリライ見て、夜行バスで帰って来てそのまま仕事場に直行って……。 バカだろ、自分。 しかし友人の誰もが「やっぱりか」「行くと思ってた」という反応で……みんな私という人間をよく知ってる(笑)。 自ら地獄を見ることを選んだ訳ですが、結果的には行って良かったです。
ドリライそのものもとても楽しかったです。 今回は他校が氷帝、六角、立海、比嘉の4校でした。 比嘉戦が体調不良で観れずじまいだったので、リョーマ以外の新青学を今回初めて見たんですが、レベル高いっすね。 今度の手塚部長はとても柔らかな歌声でした。 あとドリライ恒例の「手塚部長が空からお手ふり」も健在(笑)。 特筆すべきは久々に最初から真っ黒な不二先輩が来たことで。 つかあれは超ドS不二だ(笑)。ビックリしたわ。 「お尻ペンペンだよ」と笑顔でリョーマを追い回す不二先輩って初めて見たんだけど(笑)大丈夫なのかアレ。 乾先輩と海堂もとても良かった。乾×海的にはちょっとした仕草やお互いを見る様子がとても萌えるペアでした。
氷帝も全員揃ってて良かったです。 青木跡部様は存在感を増し、歌唱力には磨きがかかってて素晴らしかったです。 そして無駄に歌が上手い忍足も健在でした(笑)。 久しぶりに魂の氷帝コールかましてきましたよ。
今回のドリライはテニプリ10周年記念ということもあり、スペシャルゲストを毎回呼んでテニミュとドリライの思い出を語るというコーナーがありました。 まず今回のMCであるほったま(初代青学水野カツオ役)が登場し、上島先生を紹介した後。先生と共にゲストの和樹君を呼び込みました。 「初代氷帝の」まで言った瞬間ものすごい歓声と悲鳴で、その後の名前を呼んでるところは聞き取れず(笑)。 今回のステージは会場の真ん中に作ってあったので、和樹君は360度ぐるっと見渡してお客さんに挨拶。
まずはオーディションの話からということで。 最初の挨拶でいきなり「エントリーナンバー1番、跡部景吾です」って言った話とか。 「跡部をやれるのは俺しかいない」って断言したとか。 「この数週間、跡部として生活してきました。横断歩道で信号待ちをしている時も、跡部ならどうやって待つかを考えたり」と言ったとか。 私達和樹跡部様信者には既に常識の内容ですが、かなりの数のファンが入れ替わった状態なので、場内の反応が新鮮でした(笑)。 今回は出なかったですが、その際に髪の毛を真ん中分けにしてくるっと跳ねさせ、服も水色系のものを選んで跡部様に成りきって行ったとか、エピソードには事欠かない子ですよ、ホント(笑)。 あの頃のテニミュオーディションって、大抵は事務所から行けと言われてオーディションを受け、役に選ばれてから原作を読み込んで役作りをするというのが普通でしたから、彼のような子は相当異質でした。 彼は元々テニプリの愛読者で、キャラは跡部様が一番好きという謎の子なので(笑)。 初期の頃はテニプリも男性読者がたくさんいましたが、男性って普通は手塚部長や桃城に感情移入するんですよね。
和樹君が出演した公演のVTRがチラッと流れ、場内からは歓声と悲鳴。 本人は「若いな」「何かつるっとしてる(笑)」と、とても恥ずかしがっていました。
氷帝ジャージが用意され、和樹君は着ていたジャケットを脱いでそれを上から着ました。 ヅラは被ってなくても、やっぱりお似合いです。 テニミュ本編の想い出話をしつつ、一節ずつ氷帝の歌を歌う和樹君。 やはり歌うと跡部様になりますね。 どれもこれも懐かしかった。 「氷のエンペラー」のさわりを聴いた瞬間、溜息が出てしまった。 これこれ、これだよって感じでした。 全国氷帝はダンスの振り付けが難しくて、ついて行くのが大変だったと言ってました(笑)。 「俺と工さん(斎藤工)は踊れない仲間だから」と言ってて場内爆笑。 そこで工様の例のダチョウのポーズ(と当時言われてた)の真似をして一部で大ウケでした。 無論、私も(笑)。 上島先生は「でも、この人達は顔と声(歌)で持ってっちゃうから」と仰ってました。
ドリライの想い出話もありましたが、彼は3にしか出てないんだよなぁ。 だから他校との絡みが一切ないのが本当に心残りでした。 今回、跡部様VS真田での跡部様の「完成だ!」のシーンがあったのですが、あれを和樹君と兼ちゃんで観たかった。 数少ないドリライ3のエピソードの中で笑ったのが、これもある意味レジェンドだったんですが、彼がオーディエンスに向かって「メス猫ども」と言うべきところを間違って「メスブタども」って言っちゃった回があった話(笑)。 あのドリライは全通したからその回も見たけど、あの後みんなザワザワして「ちょ、今メスブタって(笑)」みたいな感じになってたなぁ。 そのことを気にしてたようで「その節はすいませんでした」みたいに謝ってて場内爆笑。
上島先生に「みんなこれを持つと(スイッチ)入っちゃうんだよね」とラケットを渡されると、和樹君も跡部様になっちゃいました。 元々穿いてたパンツが黒だったから氷帝ジャージと相まって、ヅラなしでももう跡部様にしか見えなかった。 「俺様にも氷帝コール聴かせろよ」と要求する声に背筋がぞくっとしました。 喉から血を噴くかと思うぐらい氷帝コールしました。こんなに叫んだの武道館のテニプリフェスタ以来じゃないのか(笑)。 そして指パチーンで「俺様の美技に酔いな」 キングの降臨でした。 「俺様の美技にブギウギ」のイントロが流れ、場内爆発……してたと思う。 自分の絶叫で他のお客さんの声が聞こえんかった。 まさかこれを歌い踊る和樹跡部様がもう一度見られるとは。 この曲を生で聴くのは7年ぶりですが、艶と自信を増した歌声は圧巻でした。 要所要所で現氷帝メンバーが出て来て一緒に踊ったりもしてました。 間奏時に樺地がグラスとボトル(グラスが細かったからシャンパングラスだろうか)を持って出て来て更に大盛り上がり。 手にしたグラスは2つ……そこへ青木跡部様が登場し、和樹跡部様は注ごうとする樺地の手からボトルを奪うと2つのグラスにシャンパンを豪快に注ぎ(実際には空ですが)、青木跡部様と腕をクロスさせてグラスを開けるというパフォーマンス。 場内の興奮は最高潮となりました。 最後のサビはW跡部様共演で終わり、上島先生とほったまに送られて和樹君退場。 「最後まで楽しんで行けよ、メス猫ども!」 場内悲鳴。 あの子、跡部様降臨させたまま帰ってっちゃったよ(笑)。 思えば、最初の関東氷帝公演で一番最初に聴いた跡部様ソロ曲がこの「俺様の美技にブギウギ」だったんだよね。 最後(恐らく本当にこれが最後だろう)に聴いた曲がまたこの曲だったというのも感慨深い。
その後のドリライも楽しかったのですが、和樹跡部様の衝撃がすごすぎてちょっと放心状態で、記憶がぼんやりしてて……。 あっ真田と幸村が「もう迷いはない〜♪」の曲で相変わらず小っ恥ずかしい恋人同士的空気を垂れ流してて見ている方が恥ずかしかった。 だってジャニーズのコンサートで使うみたいなクレーンのあっちとこっちでせり上がったり見つめ合ったり手を伸ばし合ったり。 客放置して二人の世界を作るなと何度言われたらわかるのか(笑)。
そして終演後、速攻でポートライナーの駅に戻り、三ノ宮駅近くでご飯食べて夜行バスで横浜に戻ってきました。 ポートライナーの中からポートタワーは見たけど、他は何も神戸らしいところを観なかったし、お土産買う時間もありませんでした……。
ポートタワーってアレだよね、こっちでいうところのゆりかもめ的な。 インテ行く時乗る時乗る南港ポートライン的な。 物販会場に使ってた建物(時間なくて中には入れず)はどう見ても同人誌即売会に使いそうな感じだったし(笑)。 そして新神戸に着いた時に思い出したんだけど、神戸に来たの初めてのつもりでいたが、よく考えたら昔サッカー観に来たことあった……。
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