| 2008年12月26日(金) |
BLCD「さらさら。」感想。 |
「さらさら。」
小山臣:神谷浩史 秀島慈英:三木眞一郎 堺和宏:中村秀利 秀島照映・大島:風間勇刀 嶋木・男A:岡本信彦 堺和恵:城雅子 理恵:久嶋志帆 宏樹・男B:松田佑貴
「しなやかな熱情」シリーズ。 本当の意味で心を通わせた最初のHが含まれる、シリーズのファンには大切な本作。 本来は番外編でしかも短編だったこのお話を原作者自ら再構築し、脚本の形にするという贅沢な一枚になりました。 最初のラブHが収録されてなかったことには心残りがあったけど、「Papillon de chocolat」も音源化したし、これ以上は高望みかなと思ってました。 皆さん、リクエストした甲斐がありましたね! 私も書きましたけど! まさかあの短編をここまで肉付けして一枚のCDになるとは。
原作では「しなやかな熱情」と「ひめやかな殉情」の間に入る時系列の話を、「あざやかな恋情」「Papillon de chocorat」まで演じ切った今の三木さんと浩Cがどうやって演じるのか、非常に楽しみでもあり、少し心配でもありました。
もうあれ以上は期待できないだろうと思ってたけど、浩Cはまた少しスキルを上げました。 モノローグ部分の出来が半端なくいい。 こんなにできる子だったのかと(笑)。 ただ、その分、例えば「しなやか」と聴き比べてしまうと、臣には少しの違和感ができてしまう。 それは臣の変化としては許容範囲内だし、彼自身の成長の証でもあるので、全然いいのですけど。 三木さんはその点、まったく変わらない。 成長がないのではなく、最初からパーフェクトなんだ。 変わらないのではなく揺るがないと表現すべきか。 いかなる時も、どんなに戸惑っても荒れてもイッちゃってても、ちゃんと慈英らしさに溢れている。 本当に素晴らしい。
演者だけではなく、演出側も素晴らしい。 BGMはもちろん、音響効果までが耳に心地いい。 一つ一つの台詞が、情感が、風景が、大切に大切に描かれていて、演じられていて、作られていて。 本当に心が洗われるようでした。
ちなみに原作者自ら脚本を書いたわけですが、単なる過去話のままにはしないで、回想する形で構成したのには唸りました。 今の甘々と昔の切なくてやるせない距離感の両方を楽しめて、本当にお得な一枚でした。 しかも過去の慈英と今の慈英、過去の臣と今の臣、それぞれちゃんと差を出してます。 役者ってすげーなホント。
……と、真面目な感想ばかりでエロシーンの感想が書きにくい事態になってしまってますが(笑)。 エロはたいそうエロくて(笑)これまた最高なんですよ! 原作が元々同人誌から出たもので、基本エロ濃いめだったもんで、実はかなりのシーンがカットになってて、分量からすると半分以下になってます。 だから「あの台詞聴きたかった」的なものも多いんですけど、それを差し引いても満足できるHシーンでした。 本当に毎回ビックリするんですが、あまりにも息が合いすぎて怖いくらいです(笑)。 本当にヤってんのかと思うくらいに。 プロの仕事と言ってしまえばそれまでですが、三木さんや浩Cが出ている他の作品でもここまでのレベルかと訊かれると答えはNO。 演出家の力も大きいようです。 ちなみにこの作品は阿部さんという方が手がけてらっしゃるのですが。 恐ろしいことに、私が持ってるBLCDで気に入ってる作品の8割がこの阿部さんの手によるものでした。 ここまでのクオリティが出せる演出家を私はこの方以外に知らない。
何なの。 腐男子なの?←男子っつかオジサマです(笑)
それで思い出した。 照映さんは慈英のイトコだよ!おじさんじゃないよ! 浩C!(笑)
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