「ヒミツの花園」今週OA分をようやく見たのですが、もう悶絶モノの1時間でした。
前提として一点のみ挙げておきますと。
人気少女漫画家・花園ゆり子の作品は、実は男ばかりの4人兄弟の共同作業によって製作されており、ちなみにストーリー担当である末っ子の役はテニプリの実写版映画の越前リョーマ役だった本郷奏多が演じている。
以上を踏まえた上で以下をお読みください。
花園ゆり子の漫画にTVドラマ化の話が舞い込み、大盛り上がり。 「これが上手く行けば次は映画化、舞台化、ゲーム化も夢じゃない」
映画化はともかく、舞台化やゲーム化は……(笑) まるでどっかの人気少年漫画みたいな話だなと。
主役に人気アイドルがキャスティングされると聞いて浮かれる次男と対照的に、末っ子は辛辣そのもの。 「原作の設定だけを借りたまったくの別物になってしまうこともある」
君がそれを言うか?君が(笑)。 というか、彼にそれを言わせるか、脚本家。
しかも何か次男と末っ子がテニスのテレビゲームをやっているシーンが。
次男「スネイクショットォォォ!」
コラコラコラ!(爆笑) で、それをあっさりと切り返して末っ子が勝って一言。
「まだまだだね」
ええええええええええええ(白目)
わ……わかっててやってたんですね、脚本家。
結局ドラマのプロデューサーは花園ゆり子の漫画そのものには興味がなくて、人気アイドルを起用することの方が重要だったという……そして、内容も勝手に改変し、ストーリーを大幅に変えようとしていたので、担当編集者であるヒロインが断ってしまう、という結末だったのですが。
やっぱり私の「原作に愛情を持ってない人には映像化して欲しくない」という考えは間違ってなかったんだなということが、大変皮肉な形で証明されてしまったわけで。 いやービックリした。 録画してて良かった。
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