2006年05月22日(月) |
Axle「最遊記」公演、東京千秋楽 |
お疲れさまでした! 私は今回、9公演中5公演を観ることができましたが、ちょっと日によって出来に差がありすぎるのが難点かなと思いました。 一度しか観られない人もいると思うので、好不調の波はできるだけ穏やかであってもらいたいものです。 私は行ってないのですが、土曜の昼公演が最悪の出来だったらしくて……。 初日もかなりアレでしたが、それ以外で私が観た回は結構良かったです。 1人がミスると、連鎖反応のようにグズグズになって行きがちなんですが、それはちょっと不味いですよね。 前回不満で、今回それが解消された点もありましたし、前回良かったのに今回変えられててちょっと不満だった点もあり。 何度観ても朱泱の話で感動する。 内容そのものもいいですが、六道が出てきて三蔵を刺した直後に回想に入り、回想が終わってまた三蔵が刺される場面に戻る、あの一連の流れは見事です。 演出の吉谷さん(マッド健一君役で脚本も彼が担当)の力に脱帽します。 皆さん、どなたの演技も良かったですが、特に朱泱(六道)役の山本健史さん、カミサマ役の加藤巨樹君(今気づいたけど、ものすごい勢いでどなたかと一字違い/爆笑)の演技には毎回涙腺が緩みました。 山本さんは朱泱と六道の演じ分けと最後の笑顔が素晴らしく、加藤君はカミサマの残虐さと哀しさの対比が絶妙でした。 メインの4人には総じて良かったですが、八戒役の内藤悠一君には悟能と八戒の演じ分けをもう少しがんばってもらいたかったかな。
日ノ西賢一さん演じる蜘蛛男って、まぁオリキャラみたいなもんなんですが、ある意味雀呂に通じるものがありますね。 そういう意味では、続き……リロード以降の話もAxleで演れるのでは、と思ってしまいます。 三蔵の「殺してやるよ」の台詞は今回入ってしまいましたけど。 あの台詞もカミサマ編のラストに入れ込んでしまうのは唐突すぎるよなー。 耶雲のエピソードがないと説得力に欠けてしまうと思う。
何にしてもやっぱり「最遊記」っていいな、面白いなと思える時間でした。 そして浄×三好きだなと(笑)。 だって何かステージ上で並んでるだけで呼吸困難になるぐらい萌えた。 柄谷吾史さんの体格が本当に三次元の三蔵として素晴らしくて。 きちんと筋肉はついてるけど、決して無駄にマッチョじゃなくて、ウエストと腰が細くてセクシー。 なおやん悟浄との身長差は理想的。 松木さんの悟浄も違った意味ですごく良かったので、複雑な気分ですが。 なおやんの悟浄はヘタレ度が高くて(笑)。 柄谷さんとなおやん自体が普通に仲良しさんなので、カーテンコールで並んでるときにすごく微笑ましいのだ。 柄谷さん、可愛い笑顔でなおやんを見上げてたりして。 扮装がそのままだから、何とも微妙な空気に(笑)。
何はともあれ、お疲れさまでした。 まだ大阪公演が残ってますが、Axleの次回作にも期待しております。 また東京で公演やってくださいねー。
●Web拍手どうもありがとうございました!
15時台にメッセージくださいました方へ 会員証、カードタイプになるのですか。その方が紛失時の再発行が簡単ですよね。 あのストラップは名前も入ってて、作るのに時間とお金が掛かりそうです(笑)。
他にも押してくださいました方、どうもありがとうございました〜。
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