山口晃展見てきましたー。 すっごよかった!前回の「アートで候」も盛り沢山でよかったけど、今回の「今度は武者絵だ!」はメインの展示が書き下ろしっていうか新作らしくて、しかも漫画仕立てなんですけど一枚一枚独立してる感じで…キャンパスだったりわら半紙だったり半紙だったり、漫画を見ながら絵を見てるような。しかも格好いい!構図も筆遣いも!井上雄彦先生の絵が好きな人は好きなんじゃないかなあ。 そして格好いいだけでなくすごい脱力!ギャグ!「え、こんな大きなキャンパスに一人だけ描かれた優男、数コマで消えたよ…!?」「戦車を切った無残ノ介より強いのって最初に出てきたじいちゃんデスカーーーー!?] こんなに笑った展示ってない…格好いいのに。
現代版洛中洛外図が代表作と思われる山口氏ですが、私は個人的に武者やら船やらの単体を細かく描いた絵がツボにきてしまうようです。どーんと等身大で武士を描いてるようなやつとか特に。「アートで候」の時にすごく大きな四天王の絵が4枚展示されていたんですが、もう本当に格好よくて…綺麗なんですよ。ペン使いも顔立ちも立ち姿も。もうすごく。すごくすごく。それでいて甲冑が獣や自然を模ってたり、微妙にメカニクルだったりしてかっくいくて…ああもう思い出しても興奮してきます。ムラムラ。あの4枚欲しかった…!!!(無理です)
で、どうやらそこと次の世界遺産展で興奮して目を使いすぎらしく、帰宅時には酷い頭痛が…。1錠では効かず結局2錠飲んでしまった。ウガー。
これからしばらくは毎回どこの国で盛り上がる気がします。 前提としてはニホンジンあまりいなさそうなところ。 プラハもいいけど、今回遺産展にあったイタリア南部某都市なんて街が世界遺産なのに日本人率少なそうでムラムラしてます…。大手ガイドブックのイタリア版でも1ページしか使われてない(る○ぶには載ってすらない)という情報量の少なさに、みんな行かないんじゃないのっていう期待が…。
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