米国発 金融危機関連情報

2009年07月03日(金) 米 住宅バブルのつけ重く

米住宅価格、4月18%下落 価格指数の主要10都市平均
                    2009年6月30日 日経

 住宅バブル崩壊による住宅の下落が続いている。主要10都市平均で前年同月比18.0%下落したというからどうにもならない。米銀に更なる不良が発生することになる。

5月15日の「政府、住宅保有者向け支援策を拡大の報道を引用しておきたい。

政府、住宅保有者向け支援策を拡大
 【ワシントン=大隅隆】米国のガイトナー財務長官、ドノバン住宅都市開発長官は14日、住宅保有者向けの支援策を拡大すると発表した。住宅の自主的な売却を公的資金で支援し、手続き上のコストが大きい差し押さえを回避する。また住宅価格の下落に応じ、政府が貸し手の損失の一定額を補償する枠組みを導入。低利の住宅ローンへの借り換えを促す。(5月25日 日経 13:10)

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米住宅価格、4月18%下落 価格指数の主要10都市平均
                   2009年6月30日 日経
 【ニューヨーク=山下茂行】米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が30日発表した4月の「S&Pケース・シラー住宅価格指数」は、主要10都市平均で前年同月比18.0%下落した。18.6%の下落だった3月に比べると下落ピッチはわずかながら穏やかになった。
 主要20都市平均は同18.1%の下落。やはり3月(18.7%下落)よりも下落率はやや緩やかになった。
 ケースシラー指数は1月に主要10都市で19.4%下落し、調査開始以来で最大の落ち込みを記録した。その後は下落率が3カ月連続で少しずつ縮小している。 (22:57)
米景気回復「痛々しいほど遅い」 タルーロFRB理事(6/9)
米政府、住宅保有者向け支援策を拡大(5/15)


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石田ふたみ [MAIL]

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