2005年03月07日(月) |
どこまで広がるマツケンサンバ |
癒しの森572 「マツケンサンバ2」の快進撃が止まらない。3月8日には、東京ドームで数万人の観客とともに踊るという。快進撃のマツケンサンバの歴史は古い。「元は松平さんの舞台公演でのみ歌われていたもので、その歴史は84年の「松健音頭」(3月3日・毎日から)にさかのぼる。当初は松平さんの衣装も普通のタキシードだったが、「松健数え唄」「花のマツケンマンボ」「まつけん小唄」「マツケンサンバ1」と回を経るごとに歌も衣装もバージョンアップし、現在の金の着流しに」(3月3日・毎日) マツケンサンバ「2」の登場は94年、今の振り付けになったのは97年というから、何と10年超のロングヒットなのだ。そして今や“国民的”ソングになっている。
3月8日当日の松平健さんのバックダンサーを選ぶ最終選考会が行なわれた。栄えあるバックダンサー権を獲得したのは、「学会を欠席してまで練習した」という「東京大学医科学研究所附属病院チーム」と、初心者からプロのダンサーまで30人の大所帯で踊りまくった「オフィス橘スタジオE−steps」の2組。医科研チームリーダーで臨床検査技師の佐藤磨実子(まみこ)さん(28)は「今日、ここで踊ることが目標だったので信じられません。まず院長と所長に報告して、8日は病院を挙げてがんばります」と。3月8日東京ドームではリズムに体をあずけ、心ゆくまで踊り、あふれる爽快感を感じる数万人の庶民がいる。まさに大衆文化の見本といえる。 ・大衆の 文化の花か このリズム 老いも若きも マツケンサンバ
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