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2004年01月19日(月) 記憶に残したいクレメンス         

 アメリカは日本では考えられないスーパースターが現れる。日々の映像で書いてきた中で、一番印象に残っているのがプロバスケットボールのマイケルジョーダン選手である。アメリカの子供たちに「尊敬する人が誰か」と質問すると、父親でもなく大統領でもなく、圧倒的にマイケルジョーダンになるのだ。この人の若者に与えた良き影響は計り知れない。参考までにメモすると、ジョーダンが引退する年の年俸は3300万ドル(約37億円)であった。
 昨年10月22日のワールドシリーズでヤンキースの投手としてファンに別れを告げたクレメンスだが、78日後に引退撤回アストロズのユニホームに袖を通すことになった。41歳の英雄の昨年までの成績は、①昨季17勝9敗 ②通算310勝歴代17位 ③奪三振4099歴代3位なのだ。今年はどのような活躍をするのだろう。
 1年契約で年俸は昨季のほぼ半額となる500万ドル(約5億3000万円)。アストロズはクレメンスの入団で観客数が増えることは間違いないのだ。契約には観客動員数が280万人を超えた場合、10万人増えるごとに20万ドル(約2120万円)のボーナスを受け取ることになっているという。クレメンスの存在が、数十万人単位の観客を増やしていくのだ。

 ・スポーツが 文化を支える アメリカの 歴史を飾る 英雄つぎつぎ 
     



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石田ふたみ [MAIL]

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