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2003年11月27日(木) アルビレックス新潟優勝の余韻

 アルビレックス新潟優勝とJ1昇格のことは、11月24日の日々の映像に書いた。チームスタートから5年目でおとぎ話が現実になり、悲願の優勝と共にF1昇格を決めた。

 小さな子供からお年寄りまでビックスワンが割れんばかりの応援歌で一段と盛り上がり、オレンジ一色に染まった家族ぐるみのサポーターがここかしこにひしめいていた。

 試合が終わってもこの勝利の余韻が続いている。町内にアルビレックス新潟の試合に必ず行くという婦人がいる。妻も誘われ応援に行き、すっかりアルビレックスファンになった。来年はチケットを買うとのこと。私も誘われているが、さてどうするか思案中である。

 いつも応援に行くY子さんが我が家に遊びに来た。勝利が決った瞬間を「天にも昇る思いであった」と表現していた。Y子さんは感動を与えてくれたアルビレックスに心から感謝していた。スポーツはまさに一つの文化といえる。

 友人から「遂にやりましたね。新潟では久しぶりのホットなニュースで盛り上がっています。アルビレックス新潟の優勝とJ1昇格おめでとうございます」という趣旨のメールが数人から来た。たしかに、新潟発の全国ニュースは、ここのところは田中真紀子ぐらいであるから、アルビレックス新潟のJ1昇格は、桁外れのホットニュースである。

 なにしろ、00年まで1試合の観客動員数が平均で3000人程度であったのだ。01年W杯新潟スタジアムが完成してから、観客数が増加して行った。この影には無料券を有効的に配布するなど、関係者の大変な努力があったのだ。

 選手、関係者、サポーターにとって、「今季はJ1、J2を含めて史上最多となる66万7447人に膨れ上がった」(11月24日・スポニチから)この事実は、知恵と情熱がもたらした神話に近い財産といえる。新潟の事例が全国に伝播していけば、日本のサッカーは発展していくのでないか。
                         
   ・感動が 巨大な渦と 巻き上がり 涙涙の 歓喜飛び散る


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石田ふたみ [MAIL]

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