昨日の「称賛する、誉める」に関連して、江戸時代の二宮尊徳の作といわれる有名な歌を引用したい。アインシュタインの「真実は美しく単純である」という有名な言葉がある。田中耕一さんほどの人でも誉められて力がつくのである。人が成長する原理は単純なのである。一人の人を、誉め讃嘆する人の有無で決るのだ。 二宮尊徳の短歌は子どもの教育の基本を述べている。ポイントは「三つほめ」なのである。ほめられる機会のない大人が、うつ病になるような気がしてならない。 ・可愛くば 五つ教えて 三つほめ 二つ叱って 良き人とせよ