2005年11月28日(月)



ラーメンを食べに行った。

注文を済ませて
料理が運ばれてくるまでの間
退屈だった私は
雑記張を見つけて読み始めた。

よく店にある
客から店への一言。とか
料理の感想とか。
そんなことがツラツラ書いてあるやつだ。

読み進んでいくと
この店はそこそこ人気のある店だということがわかる。
ほめ言葉ばかりだ。
そして店員もちゃんとそれに対してお礼のコメントを書いている。

ふーん。


やがて私は気がついた。
サラリーマンや主婦や学生
仙台だけでなく県外からやってきている人もいる。
そんなたくさんの人たちに
ある共通点を見出したのだ。

文章中によく見られる
「(笑)」
などの文字だ。

みんな、自分の感情を表現するために普通に使っている。
40歳間近の営業マンまで
「今度は妻を連れてこようと思います(笑)」
と書いていた。

すごい。これってすごいことじゃないか。
おそらくはネットの影響だ。
ネットがここまで浸透した証拠だ。
そしてネットで使われていた
これらの手法は
文字だけで自分の感情や意思を伝えるためには
とても具合がよい。という証拠でもある。

言葉というものが
これまで長い時間をかけて
徐々に変化し、淘汰され、選別されてきたように
こういった表現文字も、淘汰され生き残り
やがては当たり前のように使われるものに
なるのかもしれない。
文章にただ一文字だけ感情を意味する文字を付与する。
これが未来の文章における
トレンドだと私は考えている。


先駆け的存在であるところの
(株)とかにも
なにか秘められた想いがあるはずだ。



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日記才人