2005年06月01日(水)



私は車通勤である。

自宅から会社まで25kmほどを
毎朝、ブブンと通っている。
通る道は大体決まっていて
それは他の人間も同じである。
例えば
コクさんとかヨウスイさんとか。


自宅を出てまもなく
コクさんが後ろに付いたのを確認。
私の心に
メラメラと勝負心が湧きあがる。
やがて、前にヨウスイさんが入ってくる。
私の心に
メラメラと勝負心が湧きあがる。


どっちの車線がいかに空いているか。
この時間帯で混んでいるポイントはどこか。
トロトロ走っている車をいかに追い越すか。
この2年間で培った経験から
これらを見極められるかどうかが成否を分ける。


朝から繰り広げられる
あまり意味のないデッドヒート。
勝者に、特に栄光はないレース。


本日は会社の門を抜ける時
私→ヨウスイさん→コクさん
と、ワンツースリーフィニッシュを決めた。

車を降り、二人に向かって
勝者の笑みを見せる私。
それを見て
軽く舌打ちする二人。

勝負の世界は厳しいのだ。
例え先輩、後輩の関係であろうと
容赦はしない。


しかしながら
一旦、勝負が終われば
また仲の良い先輩、後輩。
昨日の敵は今日の友。


天気いいですよねー(にこにこ)


3人で仲良く
駐車場から社屋へ向かう。

やがて始業の時間がせまり
次第に速くなる歩み。


そして再び繰り広げられるデッドヒート(もういいから)

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日記才人