4日目始動。
この日は本来ならば ネット友達であるところのりーさんらと飲む約束であったが あまりに実家にいないrikuに対して父上が 「今日は家にいるの?明日は?俺今日休みなんだよねぇ」 と、いつ俺と遊んでくれるんだとばかりに 私の周りをちょろちょろするので りーさんには予定をずらしてもらい 家族サービスに専念。
まずは両親と3人で旭川の旭山動物園へ。 27歳にもなって両親と動物園とは。 ちなみに去年里帰りした時は小樽水族館へ行ったっけ。 カップルばかりの園内を歩いていると いつ両親に嫁さんを紹介できるのだろうかと 少ししんみり。 でもできねぇものはできねぇ。
帰り道、カップルのヒッチハイカーを発見。 父上に「乗せてあげたら?」と進言し 美瑛から富良野まで乗せてあげることに。 ところが乗せて気づいたが どうやら日本人ではない様子。 面白くなってきた。
聞くところによると 二人は台湾人の夫婦であり、 旅行のため北海道に来ているとのことだった。 バスが少なすぎて阿寒への電車に間に合わないと 途方にくれていたらしい。 これは良いことをした。
ちなみに奥さんは日本への留学経験があるため カタコトなりに日本語を話せるが ダンナさんはまったくダメな様子。 仕方ないので私が9年間の義務教育+大学の講義。 で習得したまったくもってショボイ英語を使い コミュニケーションを図る。 しかし母上はそんな私の努力を無に帰すように 「どっから来たの?」 「なんかウマイもん食べたかい?」 「北海道のどこがいいと思う?」 とか、まるきり近所のオバさんに話しかけるかのように 日本語オンリーで問いかけていた。 それがなぜか通じるので軽く納得いかない私。
台湾人夫婦を富良野駅に置いた後 温泉につかりまったりしてから 両親いきつけのゲーセンへゆく。 以前、ヒマだったのでゲーセンに行ったら 2000円分のコインがあれよあれよという間に 60000枚になったそうだ。 よって今回、私が素早く浪費してあげましょう。 と、かなり豪快に使いまくって楽しんだ。 しかし、私が浪費した分、また両親が出していたので 結局は60000枚から減ることはなかった。 無欲の勝利とはこういうことなのだ。 両親のゲーセン通いの日々はまだ続く。
4日目終了。
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