2004年03月13日(土)



幸せの青いメイドを探して東北をさまよう。
当日記はそんな切ない日常を
あられもない言葉で綴った
艶かしくも涙を誘う
心の底からアレな感じのテキストである。
ちなみに最近のマイブームは
「じっちゃんの名にかけて!」
と、唐突に意気込むことである。
なにを解決するかは常に不明。
ちなみに明日はく靴下がない>それをまず解決しなさい。


私はなぜか部長と仲がよい。
ヤツはたまにフラっと私の席にやってきては
最近どお?などと近況を聞きだそうとする。
一種のストーカーだと思っていいだろうか。
ともかく私は
まぁぼちぼちっすねぇ。と当たり障りのない会話をするのだが
今日はなぜかカメラの話になってしまい大変な思いをした。

なぜカメラの話をすると大変かと言うと
部長さんはあれはあれで結構カメラ好きだからである。
と言っても少しカメラ好きの意味が違う。
「カメラを使って写真を撮る」のが好きなのではなく
「カメラが好き」なのである。
いたよ。ここにもいたよ。変態が。

なにを隠そう私の職場は変態ばかりである。
なんせ生粋の理系人間の集まりだ。
各自それ相応の「趣味」がある。

例えばとなりのチームのある人は
車を分解するのが大好きである。
休日になると「パーツ」と呼べるくらいのレベルにまで
ばらばらに分解された車を拝むことができる。
それをひとつひとつ綺麗に磨くのが楽しいそうだ。
ビニールシートの上に丁寧に並べられたパーツを見た時
一人でフリーマーケットでも開いているのかと思ったくらいだ。
ちなみに私は宮城に来てから一度しか洗車してない。

例えばとなりのチームのある人は
プログラミングが大好きである。
windowsなんて安易なOSは使わない。
DOS、UNIXはもとより
なんだか僕にはさっぱりなOSやソフトを使って
日々プログラムを組んでいるようだ。
デバックが完了した時の達成感は
なにものにも変えがたいそうだ。
多分あの人なら機械語も読める。


そんな変態さんの集まる中、
彼らの親分とも言うべき部長さんは
カメラの、しかもデジタルカメラのセンサデバイスマニアである。
私の保有するcanon EOS kiss digital。
このカメラの受光素子は有効画素数630万画素のCMOSセンサ
だということは私も知っている。
そしてそれ以上のことについてはなにも考えていない。
ところが彼は違う。

CMOSってわかるよね?

受光感度はどれくらい?

波長はどれくらいまで感知できるのかな?

色ごとに感光素子が違うんだよね?

シグマの受光素子は縦型の感光素子なんだよ知ってた?

マゼンタは波長が長いから奥まで届くんだよフフフ。

ポテンシャルに階層をつけて深さ方向に電荷保持位置を変えるんだよねー。




僕は一体なんと言えば・・・。


 < past  INDEX  will >
MY追加




日記才人