2001年09月12日(水)


昨日、家に帰ってテレビをつけたら
そびえ立つ高層ビルのドテっ腹に
旅客機が突っ込むシーンが。

あれ。なんでこんな時間に映画が。

そうしたら映画じゃありませんでした。
そしてテレビに釘付け。

なに考えてんだコラ。
そんなことしたら
人がたくさん死ぬだろうが。
人を傷つけてはいけませんって
お母さんに教わっただろうが。

犯人が誰だか分りませんけど
なにをそこまでの行動に駆り立てるのでしょう。

人間が人を殺すのには
理由が必要です。
特に、罪もない人を大量に殺すなんて時には
その罪の意識を隠すに足る
大義名分ってものが必要です。
戦争なんかでは特にそうです。
国を守るだとか
家族のためだとか
平和のためだとか
そういう理由がなければ
人の精神は普通じゃいられないと思うんですよ。
楽しんで人殺しができる人間は
限られてると思うんで。


逆に言うと
大義名分ってものがあれば
普段は凶悪とは言えない人間も
平気で人を殺せるようになるかもしれません。
狂うんです。その時から。

太平洋戦争時の日本兵の全員が
快楽殺人者だなんてあるはずないですし
朝鮮を侵略した時に
人民を殺して歩いた兵士が
生まれつき人殺しは好きだったはずはないです。

育った環境と
植え付けられる思想と
それに自分にとっての正義が加われば
人は笑いながら命を奪えるようになるのかもしれません。
狂人になり得るのかもしれない。

アメリカのテロを行った彼らも
おそらく彼らにとっての「正義」があったんでしょう。
その正義に狂ってしまったのかもしれません。

それがなんなのかは分かりませんが
理解もできないと思います。


言えることと言えば
起こってしまったことなので
後は最大限、被害を押さえることと
今後の対策。
被害者の救済です。


アメリカさん。
報復行動はいいですけど
なるべく戦争は避けてください。
あなたの選択は
同盟国を巻き込んだ
世界規模のイザコザになるかもしれません。
今後の憂いを断つために
仕返しするなら
反撃の余地もないほど一瞬に
2度と立ち上がれないように叩きのめしてください。
できれば自力で。
巻き込むな。と言いたいところですが
一応、同盟組んでますし。


でもそんなことより
やることがありそうなので
そっちに全力を注いでくればいいなと
思います。

崩壊した建物の下には
まだたくさんの人達が生存しているようです。
助かる可能性があります。
また、運悪く助からなかった人も
はやく御家族の元へ
返してあげるべきです。
迅速に行うべきことが
たくさんあると思います。

そういう方向でなら
同盟国は協力を惜しまないと思います。

なるべく
人が死ぬのは
見たくないですね。
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日記才人