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日々の思いついたことなどを書きますが、
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2016年11月05日(土)

わたしのパニック症の年表。

1997年3月 会社員時代、東海道線の朝のラッシュで、突然、息が苦しくなって電車を降りたくなるも降りられず、涙と手の指先の震えが止まらず。会社に着いてもロッカールームから出られない事態に。先輩に病院に連れて行ってもらうも、女医に「泣いてたらわかんないわよ!」とただ怒鳴られただけで、何も処方されず。当時、パニック症という病は知られていなかった。

2005年6月 ピールアウトの解散ツアー、初日の福岡公演からの帰りの飛行機で、そばで20代ぐらいの女性客2人が座席のクレームでバタバタしていて、間近でCAへの文句の声を浴びていたら、突発的にまだ飛んでいない飛行機からドアを開けて降りたい衝動に猛烈にかられる。このまま乗っていたら死にそうな気持ちになるも、どうしようもなくて、げんこつを握って目をつぶって耐えた。以来、飛行機恐怖症になってしまう。

2009年3月〜2010年の夏ぐらい 実はパニック症が一番酷かった時期。帰宅時の京浜東北線にさえ乗れなくて、何度、神田のホームで電車を見送っただろう。高層階のエレベーターに乗れなかったり、防音されて気密性の高い部屋に居られなかったり、高速道路を走る自動車に乗るのが怖かったり。満員のライブハウスも恐怖だったが、下北沢Queのレポ書きがかなりリハビリになった。

本当に酷かった時は、夏の夜に広めのリビングにいながら、自分の身体の表面の皮膚の中に閉じ込められているのが苦しい、と感じて息の詰まる恐怖で泣いていた。同時にさすがに我ながらどうしようもなく狂ってると思った。電車やエレベーターの恐怖はわかるけど、ちょっとこのときの感覚はもう実感としては思い出せない。

今現在は、なんとなく治まってる。ただ、飛行機には乗ってないので。

(いとうせいこう年表に感化されて書きました)



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