小野瀬 遥の日記
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2007年09月11日(火) 大切なひと

私が去年の冬に体験した地獄のような毎日は本当に地獄でした。

死のう、って死んだら楽になれるなら、痛いのなんて我慢しよう
って
身内の人に申し訳ないとか、そこまで考えることも出来ず、
ただ、もう死ぬことばっかり考えてました。

自殺希望者サイトとか見たりして、もっと大変な人を見ても
感覚が麻痺していて、自分も早く楽になりたいってそればっかり。

自殺できる薬のこととか、そんなことばっかり考えてました。

もう職場で作り笑いが出来なくなって、電話で家族に元気なフリ
が出来なくなって、朝起きたら汗びっしょりで、立ち上がればもう
目が回って仕事に行くことも困難になってきて、
でも誰になんていえば良いのか分からなくて、
どこに向かっていけばいいのかも分からなくて、
そんなときに、助けてくれた人がいます。

私、初めて助けてくださいって言えた人なんです。

一緒にいよう、って言ってくれました。

次の日、休みだったので、一緒にいてくれました。
泣いてばっかりの私をただやさしい言葉でなぐさめるんじゃなくて
きちんと話をしてくれました。

その人がもうすぐ長期の入院に入ってしまいます。

私はその人に話して、今の自分の状況を教えてもらって
自分の感情の処理をしていたもんだから、
これからそんな風に切羽詰ったときに、
助けてっていえる人がいなくなってしまうんです。

どうしようって思ってます。
そればっかり考えてる。

でも心配かけたくないから、
大丈夫です!がんばります!っていう手紙を書きました。

だから、がんばります。

幸せになりたい、と思う自分に素直に。

恥をかいてもいい、傷つくのも仕方ない。
それでも出会う価値がある、それが人生のパートナーなんだし。

ちゃんと一期一会、大切にしていこうと思います。






小野瀬 遥