ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
7月6日午後6時半ごろ、大魔人ことアタクシの実父、他界。
連れ合いと子供と義理の子供と孫に見守られて、自分の部屋で買ったばかりの自慢のステレオでモーツアルト聞きながら。 安らかに息を引き取ってから、大魔人が好きだった日本酒で枕元で献杯した。
6月14日から7月6日までの3週間と2日、特に後半の2週間は食事と入浴以外の時間、私は父親の傍にいて最後の貴重な時間を共有できた。それは苦しくて悲しいこともあったけど、とても幸せなことだったと今でもやっぱり思う。 亡くなってから葬儀までの茶番は、馬鹿な親戚のお陰で思い出しただけでも怒り心頭なのだけど、それはまた別の機会にぶちまけるつもり。
読書や音楽や落語や絵画や映画やお酒を父から手ほどきしてもらったし、嗜好がとても父に似ているので、いなくなって寂しいけど、悲しくはない。 たぶん、父もそれで満足しているはず。
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