パートになった理由は、ゆーこさんとアタクシとでお互いに気持ちの負担を減らす為。
偽造や改ざんや社会的な弱いものいじめが、うちの場合はこのような形になって現れたというとこ。

あっという間に１週間経った。
午前中の3.5時間だけ、今までの事務所に顔を出すことになった。
それまで８時間の内にやっていたことをその半分以下でするので、
まるでタイムレースでパズルをしているように、効率の良い仕事の進め方を頭の中で常に考えている。
しかも、どの仕事がどこら辺まで進んだのか、常にメモをして引き継がねばならない。
それが想像以上に手間取る。
で、まぁ今のトコロ８〜９割がたの仕事をこなしてるんだけど、今までどれだけ仕事率を下げてのんびりとしてきたことか、
そのメモを見ると一目瞭然。

午後に差し迫った用事がなければ、そのまま事務所で弁当をあたって退社。
明るいうちに帰って三味線の稽古をしたり、弁当の惣菜を作り溜したり。
なかなか快適。
そして、今週から朝５時に起きてたけぞ氏の弁当を昼夜の２食分と自分の昼食を作っているので、就寝時間も11時前後と早くなった。
起きている内に会社から帰ってくるたけぞ氏に会えることはほぼない。
たけぞ氏はアタクシが家を出てから起きるので、お互いさま。

たけぞ氏にはこれらのこと寝ぼけてる最中の翌朝の事後報告になったんだけど、
特に咎め立てもせず（されたところで筋違いだとも思うんだけど）、
「いつから決まってたの」
「昨日の夕方かな〜？」
「パートだけにパーっと即決だったんだね！うひょひょ」
と、お寒い駄洒落をかまして喜んでいた。
寝起き悪いからな・・・と百歩譲って、
初日も
「んじゃ、パートに行ってくら！」
と声をかければ、布団の中から
「ぱ〜〜っといってらっしゃ〜い！！うひょひょ」
と首を締め上げたくなる衝動にかられるような駄洒落をかましている始末。
ま、そんな性格でいたことに感謝。

たけぞ氏もいるし、姑くは最低限の生活は確保出来る収入はあるんだけど、
宴会やら娯楽やらに使える小遣いがないので、色々伝手を辿ってみることにした。
某ちゃんの知り合いの派遣会社を紹介してもらったり、
義理姉なぁなさんにアシスタントのバイトを申し込んだり。
そして、なぁなさんと相談した結果、年明けからフリーでイラストの活動を本格化することにした。
既にクライアントは１件持ってるし、ありがたいことになぁなさんが積極的に動いてくれている。

才能やセンスを含めイラストで仕事をしていくことに不安がない訳ではないし、
多分今まで以上に大変なことになるのも予想出来るんだけど、
それでも気持ちが前に動いているんだから、やってみようかなと思ってから10年掛かって、ようやく今がその時なんだと思う。
そして今ある環境と人との繋がりに深く感謝しつつ、濁蔵って名前で仕事を始めようかと真剣に考え中。