ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
先だって受けた江戸検、正式には「江戸文化歴史検定」といい、 徳川家康の江戸開府から徳川慶喜の大政奉還&江戸城明渡しまでの間の、 年号・政治・経済・流通・文化・風俗・地理・災害といったありとあらゆることが問題の範囲。 その深度によって級別がなされる。 3級は観光するのに困らない程度、2級は生活するのに困らない程度、 1級は観光ガイドが出来る程度の知識を求める・・・ ま、そんな感じなんだそうだ。
で、だ。 よく人に聞かれるのが、 「受けて何になるの?」 って。
仕事の役に立つとか資格があるとかスキルアップになるとか、そういうことを聞かれてるんだと思うのだけど、 京都検定じゃあるまいし、馬の糞よりも役に立たないって。 一級を取ったらそれなりの特典がつくらしいのだけど、あくまでも特典。云ってみればご褒美。 なので、問われたら、 「えばれるから」 と答える。 それこそ、江戸時代・江戸文化に興味ない人の前でえばったところで何にもならないんだけど。
今生きていく上で何の役にも立たない知識、『無駄の贅』。 あんた江戸通だねって人に言われたいがための見栄と意地のためのもの、 それが江戸検だと。 それ以外になってはいけない気がする。
ところで、とあるところで1級の試験問題をちょいと聞いたんだけど、 あれもう素人の好き嫌いの域超えて、カルト問題でしかないみたい。 論文だと思っていたら、筆記問題で、正しく漢字を書かないといけないらしい。 受けるなら、漢字ドリルも始めないといけないかも。
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