天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2005年02月19日(土) てんこもり

深夜に雪が降りそのまま雨になって、心から冷える週末。
が、寒がっている余裕はない。
朝8時 鬼平の第4シーズンを見る。で、そのまま9時 清左衛門残日録を見る。うるうるする。
ようやく布団から這い出して、ゴミ出し選手権に出場したり、部屋を片付けたり、鶴丸で部屋や台所、廊下等を掃いたり、風呂を湧かしたり、風呂に入ったり、今夜使えそうなクーポン券をプリントアウトしたり、出かける準備をしたり。
歯医者に出掛けたたけぞ氏が戻ってきたので、完全防備し二人で家を出たのは12時近く。
まずは近所のラーメン屋へ。オーダーが通る前にすでにビールの準備がされている。
あはは。満腹感を味わいつつ、銀座へ。

共楽堂の柿中柚香という和菓子、干し柿の中に柚子餡が入っていて、氷らせたのを溶かしながら食べるのも、常温で食べるのもなかなか乙な逸品。稽古始めの御挨拶代わりのお茶菓子としてたまたまフードショーで見かけて買ってきたら、おっしょさんが大変にお気に召したようで「どこのどういうお菓子なのか」と色々尋ねられたので、色々電話をして探した結果、今、期間限定で銀座松屋に出店しているとのことだった。
みちえさんと寮母さんにも食べてもらおうと、それぞれに送る手配。買い物につきあってくれたたけぞ氏にお礼の一個。ね〜やんちに一箱と当初の目的のおっしょさんの分。

携帯には、今夜の宴会の場所を尋ねる店主。のメールとさとこさんからの問い合わせのメッセージ。
NONさんとやり取りしているうちに、あたくしは送るべき「ケン松平」メールを送らず、「ケン志村」メールを送ってしまったらしいことが判明。
こりゃうっかりだ。副幹事長にあるまじき失態。
さとこさんとは、なかなか連絡がつかず、渋谷の本屋を出るところでようやく待ち合わせの約束がとれた。(渋谷の本屋では、またまたたけぞ氏が料理本を買う。何か作ってくれるペースより本を買うペースのほうが速い)
時間がやや早かったのだけど車内でたけぞ氏と別れ、M邸へ稽古に向かう。降りた駅でおやびんに変更を連絡。ついでに店にも連絡。

稽古が2週続けて行われるのは、珍しい。だから、先週は平日も忍び駒という小道具を使って夜でも必ず三味線を弾いた。
その甲斐あって、ようやく全部覚えた。頭の中に譜面がちゃんと浮かんでくるようになった。
そうなると、弾き方や音の出し方に注意がいく。
おっしょさんに云われたことをその通りに引いてみると、さっきまでつんつんしていた三味線の音が俄然艶めいてきた。
これには、おっしょさんもあたくしもびっくり。
うふふあははと二人で喜んで、今までで最高に褒められて、稽古はおしまい。
兄弟子かん様の稽古を見学した後、
「パーティーではなくて宴会」
「道で寝るな」
「暴れたりしないように」
などといった注意のやり取りを重ね、時間になったので会食をせずにお暇。

さとこさんは相変わらず美しく、待ち合わせ場所に颯爽と登場。
相合傘をしながら、会場に到着。
既に幹事長が到着しており、そこにはあゆさんの姿も見ることが出来た!!
続々とヒトが集まり、「会費を集めろ」との命令に従い冷酷な借金の取立てのように会費を徴収。
集まりきったお金を渡そうとしたら「会計もしろ」とのこと。そうだよこのヒトそういうヒトだよ。
今回のメンバーは、
おやびん@あくまでも幹事長
あゆさん
駐在2号@林家いっ平似
Mさん
えるさん
hoopさん
おゆみさん
さとこさん
NONさん
おにお@おやびんの馬おとーと
なぁな@あたくしの義姉
ぴろ@うちのこ
しばこさん
こあらさん
にるふさん
秋山さん
あたくし
の17名。
ま、そこそこの人数。のねがまの臨時宴会と同じぐらいか。

おやびんのあっさりしすぎの乾杯の音頭で宴が始まる。
オフ会みたいに各自自己紹介したりしてみるとこなんぞ、普段では味わえない雰囲気。
砲弾のようにおやびんの声が飛び交っているさなか、
最初のころは、同席のさとこさんとこあらさんとしばこさんとNONさんと歓談。
そこで付けた知恵。
合コンで知り合って結婚したカップルを披露宴でその馴れ初めを紹介するとき・・・
ご学友たちとのお食事会 と言い換える。
すばらしい変換なのだけど、三十路も半ばにさしかかるこの年齢では、すでに使えないネタ。残念。
手相を見られる話、エンピツ日記の「日常」と「静かな日常」ジャンルの違いについてなど、
酒の会によくあるがちなどうでもいいほどにどうでもいい話題なのだけど、その時はとてつもなく真剣な話題をのべつ繰り出しているところに、
幹事長ですらしなかったお酌回り(のつもりだったのか?)をしに駐在2号さんがやってきた。
今回の主役の駐在2号さん、あたくしと同じ2号なのにその元が違う。成人コミック(ビッ○コミックオリジナルみたいな)に出てきそうな好青年だった。それが悪いわけでは決してない。むしろいい。
立ち振る舞いも爽やかに。楽しそうに騒ぐ酒。(ってなに?)
そこでえらそうなことを1,2発云って、機会を作って是非「北にいる1号」と飲むべきだと諭した。
トイレに立ったついでに席を移動して、誰のか判らないグラスで酒を飲んだり雑炊を作ってもらったりまったりと楽しんでいたら、
「幹事!会計だって」と幹事長から指令。そそくさと会計をしつつ、二次会に行くメンツを数えようとするも、よくわからん。結局、殆どが行くらしい。
釣りを握りしめ、二次会の会場を探すため外に出ると、道の向こう側にカラオケ屋。お〜!ラッキーとばかりにほいほいと道を渡り、立っていた兄さんに聞いてみたら、キツキツでもよければ、すぐに案内出来るとのこと。
広い部屋が空いたら移してもらう条件で、そのキツキツの部屋に取り合えず入る。(結局最後までそこ)
ホント、キッツキツだった。普段だったら怒られるかも知れないけど、殆ど酔っ払いだけで、あゆさんなんざ、牢名主のように振舞っていたから、良しとしよう。
一番若い子でしばこさんだったもんだから、歌う唄が古いのなんのって。70年代80年代90年代のオンパレードではなかろうか?
駐在2号さんはソファーの上に立って爽やかに熱唱。
本職なにるふさんのアニメソング。(ひょっこりひょうたん島はアニメじゃないか)
歌謡曲を妖怪のゴトクの怪しさで歌うあゆさん。
思い出しただけで死ぬほど笑えそうなおやびんの赤いスイトピー。
そして、RYA!-Rに顎でこき使われてる感じがどうも抜けない
えるさん・秋山さん・こあらさん。
動じてないのかそもそも胆が座っているのか さとこさんとしばこさんとね〜やん。
おにおがトイレに引き蘢っているのをNONさんに保護されて、
食べ物を頼まずに、飲むだけ飲んで、ぴろはあゆさんに襲われて、駐在2号さんからは土産を色々頂いて、時間は何時の間に2時間を経過。
蜘蛛の子を散らすがごとく、とっとと退室する我々。
お名残惜しくもここでにるふ秋山夫妻と共に帰る。

結構覚えてるのは、何時おやびんから何を云われるかわかったもんじゃなかったからだと思う。
前回のあの時に比べて成長といえるのかどうか?

上機嫌で家に帰ったのに、結局たけぞ氏のところをはたきまくって、寝た。


そんな感じの土曜日。あっさりめに書いてもこんな感じ。
次回は是非ライブでお楽しみ頂けたらと思う。


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