天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2005年01月31日(月) 継承

この間から、国語力の低下を嘆くニュースをそこここで聞いたりするけど、使われない言葉が廃れたり、間違った使い方をされてもしょうがないかと思ったり。現に、Macのことえりなんて、ホント小学生以下の日本語表現力なので、もちっとましな日本語ソフトを入れない限り、これを使っている小学生(や中学生や高校生や大学生や社会人)の日本語能力なんて低下する一方だと思ったり。
決して昔の言葉だけがいいとは云わないけど。でも、日本語がもつ独特の響きや音、その繋がりや雰囲気は、狭い世界で練り込んだ分だけ面白味や深みがある気はする。
たまたま、アタクシは江戸文化・芸能が好きで、時代小説を読んだり、落語を聞いたり、歌舞伎を見に行ったり、長唄を習ったりしていて、そこで触れる日本語の綺麗さ面白さは、たまらない。
試しに、唱歌と云われいる歌詞を書いてみると、そこから湧き出てくる色や香りがなんとも言えず、癒される感じがするのだけど??
今世の中は、日本語以外の色々な言語(英語やらIT用語やら何やらかんやら)を覚えなくてはならなくなった代わりに、日本語の語彙が少なくなった気がする。

つまらない。
それは つまらない。


今、某局で幼児向けの日本語番組があるけど、アタクシもまずは身内から日本語の素晴らしさを口承しようと心を決めた。我々の代で美しき言葉を廃れさせてはならない!

もちろんその対象は、ぶり蔵(やや復活のHN・気がついたら小学2年生。最近なりたいものは『明石家さんま』・35才がおばちゃんな年齢かどうか分からない)。

彼にみっちりと仕込んだ言葉



女十八 番茶も出端



みちえさんは喜んだけど、姉は睨んだ。冗談が通じない姉を持つと苦労する。




最近、立続けに読んだ2冊の本が、北に住むねこやまさんを彷佛とさせた。
どちらも、読み味がよかったのでここで御紹介。
あ、どちらもマゲ本。

大江戸猫三昧 [澤田瞳子・編]徳間文庫
贋作天保六花撰(うそばっかりえどのはなし)[北原亞以子]徳間文庫

上段は、猫が出てくる話を集めたもので、岡本綺堂、池波正太郎から島村洋子まで幅広い。
下段は、マゲ界のダーティーヒーロー数寄屋坊主・河内山宗俊の仲間で貧乏御家人片岡直次郎が主人公のずるい奴をずるい手でやっつけるんだけど、最後は・・・な話。
上段はともかく、下段はなんと云うか あはは。



三浦布美子 がこんところのお気に入り。日本人形のような端正な顔だちと、色香漂う舞。前からお気に入りの亮ちゃんと共演か!と番宣を観て喜んでいたら、共演は兄さんのタカひろさんだった。見間違うなんて、アタクシにも焼きが回ったか・・・。


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