ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
金曜日 予定繰り上がりで、目口姉さんと森下で飲む。 居酒屋の明らかに能率が悪いサービスについて、 酒や肴やそのオーダーを待たされながら検討したり、 オカマバーで、遊んだり。 楽しかった〜。 そんなに飲んでいなかったのに、帰りの電車で気持ち悪くなり、 吐き気をもよおした。 我慢できなかったのでバックの中に吐いた。 乗り換えの駅のトイレで、中身をぶちまけ、水洗いをしたものの、 においがひどく残ってる(気がした)。 (車内やホームに直接ぶちまけるよりはよいではないか・・・)と、 回りからややいやな目で見られる己を励まして、帰宅。 たけぞ氏が先に帰っていて、ご機嫌で不機嫌なあたくしを介抱してくれて、無事就寝。
土曜の朝 気持ち悪くなる→水を飲む→吐く→口をゆすぐ→寝る→先頭に戻る を何度も繰り返し、やや痛い頭を抱えて起床。 シャワーを浴び、昨日の始末をし始めるも、 稽古に行かねばならない時間になり、支度をして出かける。
稽古 最悪とまではいかないまでも、決していい体調ではなかったのだが、 稽古のほうは順調で、おっしょさんから「曲らしくなった」と褒められる。 今つけてもらってる曲の最後までさらう事が出来た。 8分の曲で、ここまでくるのに半年間。 あと半年で、曲になるよう仕上げていくのだそうだ。 自分の苦手なところも顕著になってきて、ますます楽しくなってきた。
おっしょさんを送りがてら、色々話す。その人柄もそうなのだけど、 美的センスが何よりもあこがれる。あたくしの目指す方向遥かにいる方だ。 が、話しているときには、堅苦しさはない。
続く (台風通過中ですが、明日早退するので今残業中。こんな風雨の中歩きたくないし、ゼニガタは画蔵が録ってくれてるはずだし・・・ということで、今しばらく中断中) (一時間ほど前に帰りつき、昨日たけぞ氏が作ったスープをグラタンに作り替え、お代りまで平らげ、腹スキも収まった。台風による暴風はまだ収まらない) 続き
おっしょさんとは、殆ど三味線の稽古の話はしない。 三味線にまつわる話はするが、 歴史や歌舞伎、食べ物や着るもの風習や行事など、 多岐に渡っている。 渡ってはいるが、それもどれもが 日本人に通じている。
処理 家に戻り、途中だった嘔吐まみれのバックや財布等をさらに綺麗にする。 まだうっすらと匂いが残っている感じがしたので、ドライ用洗剤で洗濯をした。もう、こうなったら破れかぶれ。 皮の財布もバックも、タイシルクの小物入れもど〜んとまとめて洗濯機。 財布の中の札やサービスカードは、大事に洗ったり拭いたりして乾かした。 折角買った京極のハードカバーは、無惨な結果に。 捨てる決心がつかず、放置。
たけぞ氏は、仕事に出掛けていて、どうやら帰りも遅いらしい。 うつらうつらしていたら、帰宅していた。
日曜日朝〜昼 一時間勘違いをしたまま起きて過ごす。 前日に出来なかった家事をする。そりゃもうがんがんに。 たけぞ氏をぶっ叩き起こした後、ようやく自分が時間を1時間勘違いしていたことに気がつく。 大魔人から ごっきげんの電話。それを取ったのは、おっ気に入りのたけぞ氏。 焼酎グラスはかなりお気に召したようで、叔父にも自慢していたらしい。 散髪に出掛けたたけぞ氏と本屋で落ち合い、 たけぞ氏は料理の雑誌、あたくしは江戸川乱歩の本と祇園のマンガを買って、 新しく出来たソバ屋へいく。 まあまぁ。 日用品とコーヒーの豆を買い、 網戸の張り替え材料を買おうとするも、パッキンの太さが判らず、断念。 パッキンのサンプルを各種貰って帰る。 一旦家に帰り、どうしても今日買い揃えたかったので、パッキンの太さを調べて、 昼寝をしたがるたけぞ氏を置いて、ひとり勇ましく買いに行く。
昼〜夜 張り替えは、たけぞ氏の希望により後日とし、買ってきたマンガや本をむさぼり読む。 飽きたので、三味線の稽古をする。 小一時間でそれも飽き、と云うより足がしびれ、 アイロンがけをして 遊ぶことにした。 お供は 銭形。(銭形を見ながらかけたと云うこと) たけぞ氏が 夕飯を作り始めたので、サラダ制作者としてそれに参加。 お互いの仕事の成果に満足して 夕飯。
散歩とマッサージ 夕飯をいつもより時間を早めたのは、8時半からM邸でマッサージを予約していたためで、 散歩がてら歩いて出かける。 M邸の主人・かん様夫妻は留守だったのだが、 カギを預かっていたので、勝手に入ったら、おばあちゃんがいた。 が、驚かれなかった。 のんびりとマッサージの先生を待つ。 マッサージが苦手なので、順番を譲ろうとするたけぞ氏なのだが、 あたくしは今回どうでもよく、たけぞ氏こそ受けて欲しかったのだ。 肩を触っただけで痛がるなんて 尋常ではない。
いよいよ先生がいらっしゃって、まな板の鯉ならぬ 布団のたけぞ氏。 頭の先からつま先まで、全身もみしだかれること1時間。 イタそうな 気持ちよさそうな 面白い顔をするたけぞ氏。 途中うたた寝をしたけれど、その顔を見ているだけで 退屈はしなかった。 それほど変化に飛んだ表情をしていた。 終りかけに芝居見物に出掛けていた主人夫妻御帰宅。 先生にマッサージ代をお支払いし、かん様とバトンタッチして、 しまさんから届いた サクランボのお裾分けを頂いて、帰宅。 ずいぶんと すっきりとした顔のたけぞ氏は、 気持ちよさげに ようよう歩いている。
帰ってきたら、みちえさんから「大魔人が喜んでグラスを使っている」 との報告留守電が。 頂いたサクランボを少しだけ。洗って口に放り込む。 甘味と酸味で ビバ美味美味。初夏の宝石 口の中 お礼のメールを一打ち ふた打ち 二人で うひひしながら、薔薇を飲みつつマゲをみて、 あたくしはそのうちに寝入った。
日常的で幸福な週末だった。
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