ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
ゆーこさんは 旅に出ている。 かん様は 寂しそう。特に御飯時。
たけぞ氏が 何故か家にいたので(∵自主休業)、夕飯をうちでどうかとお誘いする。 普段、あたくしがお世話になってるコトへの ささやかなお返し。 たけぞ氏がいることを知って、ほほいのほいと快く応じるかん様。 ここにもたけぞ氏好き。
かん様には、先に戻ってもらって、さくっと八百屋、肉屋、豆腐屋で買い物。
銭形(驚くこともないのだが、大魔人もお気に入りらしい。毎週、部屋に籠って見ているらしく、見逃した時には地団駄踏んで悔しがるとか) には間に合ったのだが、一応招いたのは アタクシでもあるので、 肴の準備をする。 但し、テレビの音を大きくし、セリフが聞こえやすくしてもらった。
今日 悟ったのだが、銭形は、蓑輪がどれだけずるいかで決まるのかも。 いや〜ん、蓑輪 ブラヴォ〜〜!
えだまめ ざる豆腐 ポーク・ウィンナー マスタード添え ニラとホタテの玉子とじ トマトと水菜のサラダ 冷麺(しまさんから頂いたのをたけぞ氏が作った)
どうやら 今日は塩加減の勘が鈍いらしく、あたくしが作ったものはどれもこれもしょっぱめ。
無事に蓑輪が終ったあと、しまさんが撮ってくれたDVDから 長唄の男衆の勧進帳を見る。 聴いたあとで納得なのだが、おっしょさんは いなかった。 で、普段習っている勧進帳と 音律や雰囲気が違う。 人数が多いわりには、迫力にかける。 あわせることに重点を置くと、個が出しずらいのだろうか? などなど 兄弟子かん様と感想を語り合い、 その後 昭和36年に収録したという 歌舞伎の勧進帳を見る。 あぁ こっちの勧進帳の唄とお三味の方が 耳馴染む。 おっしょさんが教えて下さってるのは、こっちに近いのだね。と納得。 アタクシが三味線を習おうと思ったきっかけが、おっしょさんの勧進帳で、 お三味線が、情景・状況・心情が巧みに表現し、 その画面が見えてくるようであったのだ。指さばきも惚れ惚れだった。
かん様は すでにたけぞ氏と共に畳にごろ寝状態で、 畳はいいね〜〜 と散々に褒めそやし、 たけぞ氏も 畳の有る無しで部屋を選んだ と自慢げにのたまう。
宴が始まってから 一刻。 明日も早いし、眠くなったからと、かん様が帰られる。 美味しかったと 御褒美の言葉を頂く。 たけぞ氏は 腹鼓を打ちながら、片付けし 寝転ぶ。 とても幸せそうな顔をしている。
浅い宵の涼やかに 風が す〜っと 家を通り、 アタクシは 風呂上がりに 薔薇を飲みつつ こうしてニッキを書く。
月曜日にしては 上出来の夜。 さくっと宴の効果也。
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