ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
ほんのついこの間 世間を賑わしていた「LAST SUMURAI」 DVDを予約買い。 飲み会に行けなかったので、昨夜観た。
期待が大き過ぎたのか ハズレ。
あれは マゲにあらず。
あくまでも ハリウッド映画 であった。 確かに 色々お勉強して 色々細やかに作ってあるのだろうが、 マゲファンにとっては 微妙且つ重要なところで ハズシまくり。 ただ逆にそこがツッコミドコロなところが マゲらしいところであった。のかも。
雑誌の写真を観た限りでは 黒澤?!と思ったのだが、それも間違い。 色の渋みや陰が足りなかった・・・。
たまたま その昼間に 黒澤のマゲ映画の傑作の一つ 椿三十郎 をみてしまったからかもしれない。 あれは 白黒だけど。
あの映画を観て 黒澤や鎌倉に憧れる 欧米人の ただ単に 遺伝子にないから表現出来ないあと一歩が 露されてる気がした。
これは、仕種 台詞 だけでない。 空気に至っては 無論のこと。
ディズニーは、中国の昔話 ムーランを作成する際、 色彩に多くの中国人のデザイナーを登用したときく。 先天的に 選ぶ色の取り合わせ その雰囲気が その国のヒトでないと 現せられないのだという。
とまぁ ごたくりまわしても せんないことで ただ ヒトコトでいうならば
好みにあらず。
ただ それだけ。
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