天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2003年08月08日(金) 甘え三昧

昨日、当初の心積もりでは、夜はみにむりんとうちのコ@ぴろ式に声を掛けて、
カレーの続きを食べようかと思っていた。
(カレーの続きってのも 変な表現だ)

夕方4時ごろ、大岡越前のテーマ@メール着信が鳴る。
めぐっち姐さんから「新宿でロミジュリやるから見ない?」なんて感じのメッセージ。
悲恋ものなぞは、好みではないのだけど、
如何せんめぐっち姐さんが誘ってくれるものだから引っかかるものがあり、
行きたいけど、ちとお待ちを。
みにとの約束が先に入っていたのだけど、劇を観にいきたい。
悪いけどキャンセルできるかと、彼女に問うたら、快くOKしてくれた。
さんきゅさんきゅ。
ぴろ式へは、メールで変更と舞台が上がった後の軽く一杯のお誘いを入れた。
ネットで「ロミオ&ジュリエット 新宿」と検索掛ける。
コレではないか?と思うようなものがヒットして、
見てみたところどうやら結構な演出らしい。
それでもロミオ&ジュリエットという演目に悩んでいると、
ゆーこさんが後ろから「あらそれ面白そうじゃない」と押しの一手をポンとくれた。

めぐっちに待ち合わせの連絡をして、さくさくと中途半端でも仕事を終わらせて、
いざ 新宿!
新宿に着いてシアターへ向かう途中、むむ!と琴線にふれる帽子を発見。
ちょっとかぶってみて、似合うと判断、即会計。
「これから被りたいから」とタグを取ってもらう。
おニューの帽子をひらひらさせながら、シアター到着。
思った以上に人が多い。今回の公演が千秋楽のせいもある?
めぐっちとご友人ともちんと合流。
無事、いい席を確保。

当たり前だけど、いつも観にいくDeepBlueとは違う雰囲気の観客。
劇関係者や役者さんと思しき人が多い。
初演は12年前。
パンフレットを見ると、飛鳥時代ロミオ&ジュリエット。
神道vs仏教 物部氏と蘇我氏の対立。わくわくが高まる。
始まってみて吃驚。
シャワーのように降り注ぐ、その「言の葉」。
スピーディーなパフォーマンスのオープニング。
魅力的な登場人物。安定しているセリフ運び。
役者さんたちが、とても楽しそうに演じていたのが一番の印象。
ウェストサイドストーリーのあの有名なダンスシーンがあると思えば、
日本史の教科書で、十七条の憲法と冠位十二階の講義なるものをしてみたり、
笑ったり、ぐっとなったりで、あっというまにカーテンコール。
照れくさそうに、満足げにしている舞台の役者さんたちの誰もが素敵に見えた。
また観にいきたい! そう強く思った。

お約束通り、帰りにちょいと飲みにいき、だだもれに楽しくしゃべる。
興味も話題も尽きることが無い。ただひたすらに面白い。

隣の席の男性が「タバコを吸っても構いませんか?」と我々にことわりを入れた。
なんだかいいなぁと思った。
その後にその席に着いた男性が、大声で「六甲おろし」を歌いまくっていた。
ここは大阪ではないぞ!とちょいと迷惑だった。
まぁ嬉しいんだろうけど。

めぐっちと別れ、電車に乗る時、たけぞ氏にこれから帰る旨をメールで知らせる。
どうやら、そんなに時間が違わずにたけぞ氏も帰宅してくるらしいので、
コンビニでアイスを買って、それを食べながら、駅で電車2本分待った。
疲れた顔をしている相方に、同じアイスを渡し、少し遠回りして家に帰った。

楽しく酔っ払い疲れたので、そのまま何もせずにだだ〜んと寝てしまった。

いろんな人に甘えて、融通をきかせて貰って、楽しむことが出来たその夜。
どもども ありがとう。


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