天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2003年02月04日(火) 黒い蛇

今日のあたくしは 機嫌が悪い。
機嫌が悪いことを 分っている程度の悪さなので、レヴェルでいうと 6。
マックスが どれぐらいなのかは 判らないのだが、今日は 6。

それは、黒い蛇が 五臓六腑を這いずり回るように、
(って 這いずり回られたことはないが)
ただただ 不愉快 を カラダ中で感じるのだ。

今まで自分がした 愚かなこと、
他人の些細な言動、
世の中のコト、

それら一切合切が気に食わなくなり、
そういった気持ちが 黒い蛇に変わり 体中を這いずるのだ。

不愉快なことといったら ない。

そうなった時、ほいと 認めてしまうのが宜しい。
無理をして 不機嫌さを隠したり、不愉快さを認めないと、
蛇は 益々調子に乗って、大変な悪さをするのだ。
認めるというのは、決して他人にアタルということではない。
つい アタリたくなるのだが、それはよっぽどココロを許したものでないといけない。

認めてしまうと そのうち蛇もカラダから黒を抜いてしまう。
その時間は その時々で違う。


自分で云うのも変な話だが、
あたくしは、喜怒哀楽でいうところの 怒 が強い人間かもしれん。
短気 とも 云うが。
大魔人や その父 を見て、自分を見ると そう思う。
他の感情も どちらかと云うと 他人にかなり分かり易い程、短絡的な方らしいのだが。

蛇は 怒 だけでなく、色々な感情になって カラダ中を這う。
十代 二十代 の頃は それと上手く付合っていけず、結構苦労したのかもしれないが、
上手く付合うのも、それを隠すのも 面倒になったのが 本音。
今は 別に どうってことなく、這いたきゃ這いなされ さぁさぁ
と 開き直ったら、楽になった。

だから 今日も 帰宅後、機嫌が悪いと 一言伝え、
あとは 普通に過ごし、酒を飲んでいたら、
蛇よりでかい蟒蛇が そやつを飲み込んでしまったらしく、
あとは、そのまま そのまま。



 


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