天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2002年11月21日(木) 微笑国旅こぼれ話

●読書
今回、行きの成田空港の本屋で 偶然にも この2ヶ月ぐらい探していた本に遭遇する。
それは、
付き馬屋おえん
お国変わっても読む本変わらず。

●信心深い旅人
ホアヒンで観光巡り(殆ど寺)をした時のコトである。
お布施を差し出せば、線香がもらえるのだが、生憎だれも細かい紙幣を持ち合わせていなかったので、100B渡したら、線香と花の他に箱を一つ貰った。
中には、赤い棒状のようなものが沢山連なって入っていて、火薬臭い。
爆竹である。
坊さんが 棹に掛けて火を付けてくれた。
250連発ぐらいの爆竹が、けたたましく鳴り弾ける。
豪勢このうえない。
帰りしな、その坊さんが、1000連発ぐらいの箱を見せて、
多分「もっとお布施くれたら これが鳴る」とでも云っていたのだろう。
いや、あたくしの願いは 250連発で丁度いい。
欲を張っちゃいけないぜ 坊さん。

仏像を見かけると ことごとく手を併せた 我々3人(あたくしとたけぞ氏となぁなさん)、
随分と信心深く見えたに違いない。
ちっとした 仏像にまで 「ブッダ、ブッダ」と説明が。
なむぅ。

●無用の代用
昼間っから 酔っ払って、キモチ悪くなって、公衆トイレに吐きに行った。
公衆トイレと云っても、幾つかのテントのレストランが共同で使っているものらしい。
行く前に、そのトイレはチップは要ると云うことがわかっていたので、
ゴルゴンから貰ったコインを バックに入れて、
ふらふら 貧血を起こしながら ようやく 辿り着き、
すっかり戻して キモチがよくなる。

入り口に 門番のような男が座っている。 
その脇に、チップをおくテーブルが。
が、バックをいくら探しても、さっき貰ったはずのコインが見つからない。

出れない?

焦ったあたくしは、男がよそ見をしている間、
色が似ている 100円玉を さり気なく置いて、そそくさと出てきた。
チップとしては高額だが、両替えが出来ない 100円玉。

ゴルゴンから貰ったコインは、翌日出てきた。


●だから 処変わっても やることは同じ


 ←もどる  いちらん  いく→


濁蔵 [MAIL] [よろず雑録帖] [店始めました]