天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2002年10月16日(水) 偶然

連休明け、社内では 事故があり、それの対応等で 大わらわ。
通常の 仕事をこなしながら、普段は 他のヒトがやる仕事も、
その事故に関する仕事も やらなければいけなくなったので、
ついつい 帰るのが遅くなる。
とはいっても 決して21時を越えたりはしないのだが。

今日も ようやく机の書類等を整理して、
残った仕事をしようと思ったら、

「今日の9時から『柳沢教授』やるのよ。仕事なんかもういいから早く帰りなさい」(by ゆーこさん)

しがみついても仕事をしなきゃ! という性格ではないので、

「では お言葉に甘えて、これにて 帰ります」

と 家路についた。

前出の『柳沢教授』とは、もちろん、今日からフジで始まった
“天才柳沢教授の生活”
のことで、前に ゆーこさんがちょいと漏らした新番組情報に、
珍しく反応したのを 律儀にも覚えていてくれた。

ま、テレビを見る為に 帰れ なんて言う雇い主は、
珍しいとは 思うのだが、
なんせ、宴会予定があれば、早退すらさせてくれる会社だから、
不思議ではない。

御存知の方も多いと思うが、このドラマ、原作は 漫画。
あたくしが、それを知ったのは 随分前なのだが、
帰省中に 我が弟が コミック本を持っていたので、
暇に任せて 読みふけったのが 最初。
ここ姑くは、その弟も実家に漫画を置いておいてくれないし、
買おうと思っても、何巻まで読んだのか 覚えてない。
確か、自分でも数冊買ったような気がするのだが、
確認しようにも、漫画は 義兄に借りたのも含めて
里子に出してるので、調べるのが面倒臭い。
ま、機会があったら マンガ喫茶にでも行って 読みふければいい。

その弟、今日晴れて 三十路に突入。
かと言って、
プレゼントを贈ったり、おめでとうメールや電話をする などという
間柄ではないので、放っておく。

以前にも書いたと思うが、
もともと 仲が悪い訳ではないのだが、
あまりにも お互いの(性格以外の)共通点がなく、
価値観も違うので、それをお互いに潰しあわないよう、
距離をおいて 付合っている。
まあ、相手の価値観等は それなりに認めているといったところか。
どちらも 性格があまりにも“大魔人”似なので、
相手のテリトリーに侵入しようとしたら、毒舌の応酬 必至。
ハンムラビ法典は、今も我々の間では 最強の法典。
(みちえさんは、それを嘆いているのだが)
普段の平和な会話ですら、他人が聞いたら 喧嘩をしている様 らしい。

これも以前に書いたと思うのだが、
顔も似ている。(た かも)
子供の頃は 双子と言っても 通用した。
但し、今では 何をとっても あたくしの10倍。
顔の悪さも(悪魔笑)
性格の悪さも
態度のでかさも
ナマケモノの度合いも
人付き合いも
ソトヅラのよさも
運動神経も
頭のよさも。

五分五分なのは、
相方の選び方。(惚気)
お互い、みちえさんに似ているヒトを選んだことか。

年も離れていないし、
小さい頃からすでに老人のような性格の弟だったので、
可愛がった記憶はない。
一緒に遊んではいたが、どんなゲームをやっても勝てないので、
勘に障って、ゲームを投げ飛ばしたのは あたくしの方だった。


ソトヅラのよさが為せる技かも知れないが、
あたくしの友達には 親切で 受けがいい。
ずーっと以前、それを指摘したら
「オレは、きちんと常識があるヒトとは きちんと付合う。
あんたみたいな 自分の常識が世間一般の常識だと思っておる奴とは 
そういうふうにしか付合わん」と 
言い放ったのは、やつが まだ高校生の頃。
その後、毒舌の応酬になったのは 想像できよう。
ま、未だに言われる台詞ではあるが。


そんな小憎らしいだけの弟ではあるが、
その影では、自分が結婚しても その気配すら見せない姉の将来を心配して、
相方のよしこぴに、
「オレら、あいつの面倒も見なきゃいけないから よろしく」と
言っていたらしい。

そんなこと、本人の目の前では 毛程の気配すら見せないのだが。
そして会えば、必ず毒舌の吐き合っこをしている。

偶然にも 弟経由で知った漫画が、
ドラマとしてスタートの今日、教えてくれた本人が誕生日だったことと、
奴との間に起こった 様々な毒舌合戦を思い出した。

さらに偶然に、件の漫画(ドラマ)の主人公、
弟の目指す職業についている。
 

誕生日ラッシュの10月、
最後は その弟の息子 ぶり2。


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