ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2002年10月14日(月) |
たけぞ氏誕生日記念 モヘジ滞在記 |
先程、多分最長と思われる時間を費やして書いた日記が 消えた。
なので、それでも手短に モヘジさん(以後 敬愛を込めて“モへちん”と呼ばせていただく)の 江戸入りから我が家を発つまでの様子を 暴露させていただく。
【来るまで】 来ることは 1ヶ月前から 聞いていた。 が、実際に来るのか?来るとすれば 何処の何便かを知りたく、 メールを打ったのは、江戸入りの最大の目的だと思われる ナマステ・オフが 差し迫った 10月9日。 律儀にも 同日に返事が来たのだが、以下 その抜粋。
> その0 本当に来るんですよね?
ええ、行きます行きます。 仕事が終われば。
> その1 どこの会社の何時の便ですか?
えーと、わかりません。えへ。 聞いたけど忘れました。 金曜日に判明します。 わかり次第すぐに連絡します。すいません。 たしか2時過ぎくらいに江戸着だった気が。
> その5 モへさん、あたくしの部屋でもいいですか?
もちろんです。 お世話になります。 そしてできれば早寝をしたいです。まじで。
と、一見丁寧。 が、滞在時の主導権は モへちんに握られているのは明らかである。 分からない? いや、モへちんを 生で見ていれば きっとお分かりいただけるであろう。
【来る時】 遠方から来る客人の為に、 炭水化物と泡の出る麦飲料を 準備し、 布団を引っぱりだし、悪酔いしない為に 胃にモノを入れ、 日記を書いていた頃、当の本人から メールが届く。
題名 “報告” 本文 “飲んでる”
この短いメールに どれぐらいのメッセージが隠されいるのやら。 この時 あたくしに出来ること と言えば、 飲み過ぎた時の為に 肝臓の薬を飲んで 出迎えに出掛ける ことしかなかった。
果して モへちんが 手荷物アリ の出口から出てくるか 手荷物ナシ の出口から出てくるか それまでの江戸入り記憶を辿ってみるに、 「荷物多々型旅人」であるのだが、 前日電話で「パンツと顔に塗るもの以外はいらない」と 言い含んであった。 遠目には 本人に見えた 中高生の男子 を何人か見送った後、 立っているのが 面倒になって、手荷物アリの出口近くのベンチで 座って待っていると、 どう見ても「中学生の家出少年」にしか見えない モへちんが、 手荷物アリの出口から ひょっこり現れた。
移動途中の山手線にて 恵比寿に差し掛かろうとした時、 「ここがビールの楽園」と説明したら、目を輝かした。 まだ 千歳空港で 独り寂しく飲んだビールの余韻があってか、 心配した程 無口ではなかった。(モへちん、気を遣ってくれたのかも)
代々木は 割愛。詳細は おやびん ことゆみなさんの日記を参照のコト。
【居る時】見事なお手前 狭い我が家である。それを気にせず居てくれたのは 嬉しい。 うちで一番のいい居場所に 知らせる前にどかっと座ったのではなく、 寝転んだ。そ、寝た。ごろりと。 その見事な寛ぎっぷりを誉めると、照れながら「何処でも言われる」と 白状した。 ホント、これが初来亭なのかと 疑問に思う。 ビールの場所は すぐに知らせる。 既に一日は終っただの、9時になったらスイッチが切れるだの言っていても、 ナマステオフへ出発する時間になったら、素直に出掛ける。
ナマステオフは 殆ど離れていたので 割愛。
だが、気が付くとしんさんの膝枕で寝てるし、その後また見ると、 違うトコロでさとうやさんと一緒に寝てる。 まだ終電に間に合う時間でもあったので、とっとと帰ることにした。 駅で あきばちょふが追い付く。 あたくしとモへちんとどっちが言い出したのかは 定かではないが、 あきばちょふも うちへ来ることになる。 (多分 モへちんだとは思う。思えば、ここから傍若無人の本領発揮)
家に帰り、お約束通り「炭水化物」と騒ぐ。 具無しラーメンでもいいかと 諒解を得、真夜中にラーメンを作る。 三人で仲良く食べる。 あんなに 眠たがっていたのに、がぜん元気になる モへちん。 パジャマを出したら、「持ってきた」と照れくさそうに、 バックから とてつもなく可愛いパジャマを出す。 オバ乙女炸裂。 布団が用意され、パジャマまで出てきたのをみて、 それらを「珍しい」と報告する あきばちょふ。
布団が敷かれ、寝る体制が整った後、 可愛い声で「テレビをつけていい?」と尋ね、こちらがテレビの付け方を 説明する前に、勝手にいじくり、野性の勘で 己が見たい番組を 探し当てる モへちん。 無事に家に辿り着いたこと、結構飲んでることもあり、 あとはままよ とあたくしは 寝入る。 その後の報告では、テレビを消しても電灯は消さず、 勝手に寝入ったらしい。そして 寝ながら 隣で寝ているあきばちょふに 突っ込みを入れていたらしい。
翌日のことは、「なにがなにやら」に書いたので割愛。 ただ、あきばちょふに 泊まっていけと言ったのは、 もちろん モへちん。
で、今日。 仕事がある あきばちょふを見送り、 モへちんの東京ホームグラウンドに移動する為、 荷物をまとめ、忘れ物がないか聞いて、家を出る。 昼食時でもあったので、記念に炭水化物を食べる。 もちろん ビール付き。
乗り換え駅まで 見送り、家に帰ってみると、 モへちんの携帯の充電アダプターが ちゃぶ台の上に。 携帯メールにそれを知らせ、連絡が取れた後、 自転車にて 届けに行く。
それのお陰で、折角のあたくしの中では 胸にキュンと来る たった2時間程前の別れも こうしてネタになった。
だが、モへちん、 あなたは 皿やコップをきちんと洗った。 出されたものは 旨い旨いと食い、 その傍若無人は 「あたしは 寛いでいるぜ」ということをあたくしたちに 知らしめてくれたと思っている。 だから、何度も言ったのだけど、 うちでは 以後、歓待。たけぞ氏も同意見。
但し、テレビの相槌・夜食の相手として あきばちょふ 付きで。
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