ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2002年01月18日(金) |
漁夫の利 < 棚から牡丹餅 |
漁夫の利 〔シギとハマグリが争っているうちに,両方とも漁師にとられたという「戦国策」の故事から〕二者の争いに乗じて,第三者が利益を手に入れること。(新辞林 三省堂)
棚から牡丹餅 思いがけない幸運に巡り合うことのたとえ。たなぼた。(新辞林 三省堂)
夕方、日も傾きかけた頃、「今日の夕飯のメニュー」から、 「世の中の美味しいもの」へと発展し、 「イタリアンが食べたい」に集約された。
新宿2丁目にあるイタリアンレストランは、 4人で行くのがちょうどいい。 2人だと、量もそこそこなので、いろいろ食べられないし、 大人数だと、取り分けると一口分しか食べられないので、 それはそれで、悔しい。 あそこの蟹のクリームソースパスタは絶品だ。 皿に残ったソースまで平らげないうちは、下げてもらうなんてとんでもない! (実際に、下げようとしたボ−イにストップをかけた) ああ、しばらく行ってないから、是非近々行きたい。 今夜は かん様がいないから、チャンスだ。 でも、専務がまだ帰ってこないし、車のキーを渡さないといけないから、 すぐには出られない。 でも、今ならこの間、渋谷のセルリアンホテルのイタリアンに行ってきたけど、 あそこなら、近いし、
たけぞ氏が ここに来るまでに 行って食べて帰ってこれる!
が、まだ、専務が戻ってこないから、 しょうがない、隣駅のイタリアンで 手を打とう。
と、あいなった。 お察しの通り、あたくしとゆーこさんの2人の会話。 シゴトも片付いてきつつあるところに、お腹もすいてきて、 美味しいものの会話なぞしてると、口の中は、よだれがたんまり。 馬鹿なお腹は、今すぐにでも美味しいものが食べられると勘違いして、 暴れだしている。
そこへ、専務が帰ってきたが、キーを渡し、車を取りに行ってもらわなくてはならない。 しかも、また少し仕事をするために、事務所へ戻ってくるという。 しょうがないので、ゆーこさんは、専務が戻ってくるまで事務所に居残って、 あたくしは、郵便物を出しに郵便局へ行って、そのまま席取りも兼ねて、 先にレストランへ行き、現地で落ち合うことにした。
そこのレストランは、小さいので、すぐに席が一杯になってしまうのだ。 が、さすがに週末の早い時間(といっても6時半頃)は、 まだ、空いてる席が半分ぐらいあり、余裕で後から来るゆーこさんを待つことにした。 2人の計算では、大体あたしが5分から10分程度待つぐらい。 飲み物も食べ物も、オーダーせずに待っていた。 が、すでに着席している。レストランの中にいる。という状況は、 結構つらいものがあった。 いい香りが充満し、空っぽの胃袋をいじめる。 気晴らしに、メニューを読んでみたものの、 ドツボにはまった。 何回か、食べに来た事があるし、あたしが好物のメニューもある。 文字から想像される、美味しいものの羅列は、 さらに胃袋をいじめた。 ココロの中で叫ぶ「ゆーこさん、早く来て下さい!!」 ココロの悲痛な叫び声が聞こえたのか、携帯がブルブルと震えた。
!
・・・。
たけぞ氏からだった。 予定よりも1時間ほど早いお着き。 あの密談が聞こえたのではないか?
レストランの場所を教え、そこに来るよう伝えて切った。
先についたのは たけぞ氏だった。 あと少しで、ゆーこさんも来るだろうからと、 やはり、何もオーダーしないで待つことにした。 ぼちぼち空いていた席が埋まり始める。 あたしの胃袋は気が狂わんばかりとなってきた。 どう考えても、待ち過ぎるので心配になり、 会社に電話を掛けてみようと、外に出ると、 ゆーこさんが現れた。
サラダを2皿、パスタを2皿、ピザを1皿オーダーし、 ようやく、胃袋の悲鳴が消えた。
美味しいものを食べながら、美味しいものの話をするのは なんて幸せなんだろう。 程よくお腹が一杯になって、顔がにまにま。
結局というか、いつものとおり、ゆーこさんのおごりとなった。 今回は、ゆーこさんちのお風呂掃除を 自らスチームバギー持参でするということで、話がまとまった。
で、たけぞ氏は? 何をするんだ?
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